特許
J-GLOBAL ID:201103091883627791

燃料被覆管のシール機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鹿股 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-014322
公開番号(公開出願番号):特開2011-153857
出願日: 2010年01月26日
公開日(公表日): 2011年08月11日
要約:
【課題】燃料被覆管を遠隔操作により試験機に装着する際は、燃料被覆管の両端部のシール機構は遠隔操作が可能なように広い間隙を有し、高温高圧試験時には当該間隙が閉じるとともにシール面での燃料被覆管の摺動を許容するシール機構を提供する。【解決手段】燃料被覆管11の両端に端栓15、21を配置し、一方の端栓21に設けられた導入孔13を経由して前記燃料被覆管11内に加圧媒体を導入し、燃料被覆管11の機械的特性試験をおこなう燃料被覆管11のシール機構において、前記シール機構は、前記機械的特性試験の前は前記燃料被覆管11との間に所定の間隙Gが形成される断面が屈曲した硬質かつ可塑性材料からなるバックアップリング16と、前記バックアップリング16に隣接して配置される軟質0リング14とからなり前記機械的特性試験時に前記バックアップリング16の変形により前記間隙Gが閉じる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
燃料被覆管の両端に端栓を配置し、一方の端栓に設けられた導入孔を経由して前記燃料被覆管内に加圧媒体を導入し、高温下で前記燃料被覆管の膨張量や破壊内圧を測定することにより燃料被覆管の機械的特性試験をおこなう燃料被覆管のシール機構において、 前記シール機構は、前記機械的特性試験の前は前記燃料被覆管との間に所定の間隙が形成される断面が屈曲した硬質かつ可塑性材料からなるバックアップリングと、前記バックアップリングに隣接して配置される軟質Oリングとからなり、 前記シール機構は、前記バックアップリングが前記端栓側になるように前記両端の端栓内側に配置されるとともに、前記機械的特性試験時に前記バックアップリングの変形により前記間隙が閉じることを特徴とする燃料被覆管のシール機構。
IPC (3件):
G21C 17/06 ,  G21C 3/06 ,  G01N 3/10
FI (3件):
G21C17/06 M ,  G21C3/06 Z ,  G01N3/10
Fターム (11件):
2G061AA02 ,  2G061AB04 ,  2G061AC03 ,  2G061BA04 ,  2G061CB04 ,  2G061CC01 ,  2G075CA38 ,  2G075DA15 ,  2G075DA18 ,  2G075FC14 ,  2G075FC19
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 燃料被覆管の円周方向強度測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-082927   出願人:株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン
  • 密封構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-230125   出願人:三菱電線工業株式会社
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 軽水炉用燃料被覆管の強度延性および水素化物のふるまいに関する試験研究
  • 軽水炉用燃料被覆管の強度延性および水素化物のふるまいに関する試験研究

前のページに戻る