特許
J-GLOBAL ID:201103094560544098

重合体水性分散液およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 通洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-315195
公開番号(公開出願番号):特開2003-147150
特許番号:特許第3952726号
出願日: 2001年10月12日
公開日(公表日): 2003年05月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】粒子径(体積基準での50%メジアン径)が250〜1500nmである重合体粒子[X]が水性媒体中に分散してなる重合体水性分散液であり、該重合体粒子[X]が少なくともA層およびB層の2種の層から構成されており、B層をコア、A層をシェルとするコア-シェル構造を形成し、A層が粒子最外殻部に位置し、A層がカルボキシル基を含有し、且つ、ガラス転移温度(実測Tg)が-50〜-15°Cである重合体[A]から構成され、B層がガラス転移温度(実測Tg)が30〜150°Cである重合体[B]から構成され、重合体粒子[X]のA層を構成する重合体[A]と、B層を構成する重合体[B]の重量割合が、固形分比で[A]/[B]=7/3〜4/6であり、且つ、その他の成分を添加せずに、該重合体水性分散液から形成される被膜が、測定温度-10°Cでの引張試験における伸び率が20%以上であり、且つ、測定温度25°Cでの引張試験におけるヤング率が10MPa以上であることを特徴とする重合体水性分散液。 (但し、「測定温度-10°Cでの引張試験での伸び率」とは、重合体水性分散液を乾燥後の膜厚が0.5mmとなるようにガラス板に塗工し、40°Cで8時間乾燥した後、ガラス板から剥離し、更に140°Cで5分間乾燥する方法により作成した被膜を2号ダンベルで打ち抜き試料とし、この試料を用いて、オリエンテック社製テンシロンRTM-100型引張試験機にて、-10°Cの雰囲気下で、クロスヘッドスピード200mm/分で引張試験を実施した時の最大伸度を測定して決定する値である。また、「測定温度25°Cでの引張試験でのヤング率」とは、重合体水性分散液を乾燥後の膜厚が0.5mmとなるようにガラス板に塗工し、40°Cで8時間乾燥した後、ガラス板から剥離し、更に140°Cで5分間乾燥する方法により作成した被膜を2号ダンベルで打ち抜き試料とし、この試料を用いて、オリエンテック社製テンシロンRTM-100型引張試験機にて、25°Cの雰囲気下で、クロスヘッドスピード200mm/分で引張試験を実施した時のチャートの原点と、伸び率が2.5%時の応力から概算したヤング率を測定して決定する値である。)
IPC (3件):
C08L 51/00 ( 200 6.01) ,  C08F 2/18 ( 200 6.01) ,  C08F 291/06 ( 200 6.01)
FI (3件):
C08L 51/00 ,  C08F 2/18 ,  C08F 291/06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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