特許
J-GLOBAL ID:201103095035754568

ニトリル化合物の水素添加によるアミンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アクシス国際特許業務法人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-527456
公開番号(公開出願番号):特表2010-540594
出願日: 2008年10月02日
公開日(公表日): 2010年12月24日
要約:
本発明は、触媒の存在下におけるニトリル化合物の水素添加によるアミン化合物の製造方法に関する。より詳細には、本発明は、ラネー金属をベースとする触媒の存在下、アルコール性溶媒の不在下におけるジニトリル化合物の連続水素添加によるジアミンの製造方法に関する。この方法は、反応媒体中に存在する触媒の一部を取り出すことを含む。取り出された分の触媒は再生プロセスに付され、新たな触媒の触媒活性よりは低いがしかし高い触媒活性を有する触媒が得られる。再生された触媒は、所定の比に従って新たな触媒と一緒に反応媒体にリサイクルされる。本発明の方法は、特に、生産されるアミン1トン当たりの触媒の消費量を減らすことを可能にする。
請求項(抜粋):
少なくとも1個のニトリル官能基を含む化合物の水素添加による少なくとも1個のアミン官能基を含む化合物の連続式製造方法であって、 ・ラネー金属をベースとする触媒の懸濁粒子と無機塩基と水とを含む反応媒体が循環する栓流タイプの反応器に、水素とニトリル官能基を少なくとも1個含む化合物とを含む気体を供給し、 ・前記栓流反応器の出口において、触媒を分離した後のアミン官能基を少なくとも1個含む化合物を含む反応媒体の一部分を取り出し、該反応媒体の残りの部分を前記栓流反応器にリサイクルし、 ・前記の分離された触媒を前記栓流反応器にリサイクルし、 ・新たな触媒流を前記栓流反応器に供給する ことから成ること、並びに 前記の分離された触媒の一部を、有機化合物を除去するために水で洗浄する第1段階、強塩基で処理する第2段階、並びにアルカリ金属水酸化物水溶液及び/又は水で洗浄する第3段階を含む再生プロセスに付すこと、 を特徴とする、前記製造方法。
IPC (5件):
C07C 209/48 ,  C07C 211/12 ,  B01J 25/02 ,  B01J 38/64 ,  B01J 38/48
FI (5件):
C07C209/48 ,  C07C211/12 ,  B01J25/02 Z ,  B01J38/64 ,  B01J38/48 A
Fターム (30件):
4G169AA02 ,  4G169AA10 ,  4G169BB03A ,  4G169BC02C ,  4G169BC67A ,  4G169BC68A ,  4G169BC68B ,  4G169BD01C ,  4G169BD02C ,  4G169CB02 ,  4G169CB77 ,  4G169FC04 ,  4G169GA09 ,  4G169GA12 ,  4H006AA02 ,  4H006AC52 ,  4H006BA20 ,  4H006BA21 ,  4H006BA70 ,  4H006BA83 ,  4H006BA84 ,  4H006BD33 ,  4H006BD36 ,  4H006BD52 ,  4H006BD81 ,  4H006BD82 ,  4H006BD84 ,  4H006BE20 ,  4H039CA71 ,  4H039CB30
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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