特許
J-GLOBAL ID:201103095796667278

継ぎ目を備えたプレス・フェルト、プレス・フェルト、及びベース織地を製造するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (18件): 蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  勝村 紘 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓 ,  市原 卓三 ,  山下 元
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-526329
公開番号(公開出願番号):特表2010-540786
出願日: 2008年09月24日
公開日(公表日): 2010年12月24日
要約:
本発明は、継ぎ目を有するプレス・フェルトを製造するための方法、プレス・フェルト、及びプレス・フェルトのベース織地に係る。このベース織地(1)は、継ぎ目ループ(12)を形成する縦方向ヤーン(10a,10b)、及びウエブ側の表面レイヤ(A)の中を伸びる縦方向ヤーン(7)を備えたワン・ベース構造である。縦方向ヤーンは、クロス・ヤーン(8)とともに織り合わされる。表面レイヤの縦方向ヤーンの、中間レイヤ及びボトム・レイヤの縦方向ヤーンに対するヤーン比は、少なくとも、2:1:1である。それに加えて、表面レイヤの縦方向ヤーンは、長いランを有していて、それらの断面積は、継ぎ目ループを形成するヤーンより小さい。【選択図】図2
請求項(抜粋):
抄紙機のプレス・セクションのための、継ぎ目を有するプレス・フェルトを製造するための方法であって: ウエブ側(R)の表面レイヤ(A)、中間レイヤ(B)、及びロール側表面(T)上のボトム・レイヤ(C)を有するワン・ベースの三層ベース織地(1)を、織機の中で一回で織り合わせ; ベース織地の中に、3層の幾つかの縦方向(MD)ヤーン、及び縦方向ヤーンと交差するように配置された幾つかの幅方向(CMD)ヤーン(8)を織り合わせ; ベース織地(1)の中に、少なくとも第一(4)及び第二(5)の幅方向(CMD)接続エンドを形成し; 接続エンドに、中間レイヤ(B)及びボトム・レイヤ(C)の縦方向ヤーンにより、継ぎ目を形成するための幾つかの継ぎ目ループ(12)を形成し; 織った後に、少なくともベース織地のウエブ側の表面(R)に、少なくとも一つのバット・ファイバー・レイヤ(2)を固定する; 方法において、 表面レイヤ(A)縦方向ヤーン(7)のヤーン密度比を、中間レイヤ(B)の縦方向ヤーン(10a)のヤーン密度、及びボトム・レイヤ(C)の縦方向ヤーン(10b)のヤーン密度と比較して、それぞれ、少なくとも2倍になるように構成し; 表面レイヤ(6)の縦方向ヤーン(7)として、継ぎ目ループを形成する縦方向ヤーン(10a,10b)と比較して本質的により小さい断面積を有するものを使用し; 表面レイヤ(6)の縦方向ヤーン(7)に対して、長い自由ランを、少なくとも5つの幅方向ヤーン(8)の上に構成すること; を特徴とする方法。
IPC (4件):
D21F 7/08 ,  D03D 1/00 ,  D03D 25/00 ,  D03D 11/00
FI (4件):
D21F7/08 Z ,  D03D1/00 D ,  D03D25/00 ,  D03D11/00 Z
Fターム (11件):
4L048AB07 ,  4L048AB10 ,  4L048BA09 ,  4L048BA16 ,  4L048CA15 ,  4L048DA39 ,  4L055CE37 ,  4L055CE42 ,  4L055EA15 ,  4L055FA09 ,  4L055FA22
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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