特許
J-GLOBAL ID:201103099716196534

有機性廃棄物の処理方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 克彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-236153
公開番号(公開出願番号):特開2001-058196
特許番号:特許第4289731号
出願日: 1999年08月23日
公開日(公表日): 2001年03月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 単一の処理槽を使用し、曝気装置で液面から一定の深さの領域を流動させて好気性微生物の領域を形成し、該好気性微生物の領域よりも下部の領域は流動させないようにして嫌気性微生物の領域を形成し、それぞれの領域の微生物で有機性廃棄物を処理する方法であって、 処理槽(10)の底部には嫌気性微生物の領域である流動しない嫌気性層(12)が形成され、該嫌気性層(12)の上面には所要厚さで通性嫌気性微生物の領域である通気性層(14)が形成され、上記通気性層(14)の上部には好気性微生物の領域である好気性層(16)が形成され、嫌気的処理により生じた臭いや有毒ガスの処理は同一の処理槽内で好気的に処理するものであり、 上記嫌気性層(12)は、嫌気性菌と数種のメタン細菌を含み、汚泥フロックには少量のガスの付着もみられ、腐敗したSS類も含んでおり、 上記好気性層(16)はズーグレアを基相として、アルカリゲネスやフラボバクテリウム、原生動物も含んでおり、 上記処理槽(10)には、混合液に空気を溶解させる為のエアレータ(20)が設けてあり、エアレータ(20)はフロート(27)を備え、軸流水車(22)を動力により回転させる構造のもので、下部には導液管(24)が設けてあり、該導液口(241)より液を吸い上げ、大気中に散液し、空気を溶存させ、液面へ激突させる機構となっており、 上記エアレータ(20)は、一定濃度の、主に好気性微生物が混合されている処理槽の中間部の好気性層(16)の混合液を吸い込み、上記導液口(24)より下から処理槽(10)の底面までの領域は、混合液の流動はほとんどなく、酸素の供給はないようにした、 有機性廃棄物の処理方法。
IPC (1件):
C02F 3/30 ( 200 6.01)
FI (1件):
C02F 3/30 ZAB A
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 浄化槽
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-269102   出願人:森益徳
  • 特開平4-018993
  • 特開昭58-055097
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審査官引用 (4件)
  • 浄化槽
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-269102   出願人:森益徳
  • 特開昭58-055097
  • 特開平4-018993
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