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J-GLOBAL ID:201202200335203620   整理番号:12A0455544

サイレージの発酵と微生物 第1節 サイレージ発酵の原理

著者 (1件):
資料名:
号: 臨時増刊号  ページ: 16-23  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: L0363A  ISSN: 0916-3360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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サイレージは牧草など高水分の原料草を嫌気的に貯蔵した発酵飼料だが,刈り取り直後の牧草類は微生物の生育に適しており,放置すればこれらによる腐敗や品質劣化が起こる。微生物による腐敗や品質劣化を防ぐため,乗り越えることが困難な要因(ハードル)を複合的に利用する保存技術は,ハードルテクノロジーと呼ばれている。ハードルとは,酸化還元電位(低酸素環境),水分活性(予乾),酸性(pH),抗菌物質(有機酸),拮抗微生物(微生物製剤の利用)などである。ハードルとなる幾つかの項目について,サイレージ調製技術とのかかわりを含めて説明した。低酸素環境では通性嫌気性菌が増殖しにくく,腐敗に関わる菌の増殖が強く抑制される。低水分化(予乾)の効果は細菌で大きく,低水分化により逆にカビや酵母が増殖しやすくなる。サイレージ調製における微生物制御の基本である有機酸の抗菌作用は,pHと深く関係している。pHを下げる作用は乳酸が最も強いが酵母やカビなどへの抗菌作用は示さない。これに対し酢酸は酵母やカビにも抗菌作用を示す。好気的変敗の防止にはプロピオン酸などが用いられている。
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分類 (1件):
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粗飼料 
タイトルに関連する用語 (5件):
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