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J-GLOBAL ID：201202203784697130   整理番号：12A0077996

温州ミカン(Citrus unshiu Marc)由来のβ-クリプトキサンチンを経口投与したTsumura Suzuki肥満糖尿病(TSOD)マウスにおける内臓脂肪減少の機構

Mechanism of Visceral Fat Reduction in Tsumura Suzuki Obese, Diabetes (TSOD) Mice Orally Administered β-Cryptoxanthin from Satsuma Mandarin Oranges (Citrus unshiu Marc)

著者 (7件)： TAKAYANAGI Katsuhiko (UNITIKA Ltd., Kyoto, JPN) ,  MORIMOTO Sho-ichi (UNITIKA Ltd., Kyoto, JPN) ,  SHIRAKURA Yoshiyuki (UNITIKA Ltd., Kyoto, JPN) ,  MUKAI Katsuyuki (UNITIKA Ltd., Kyoto, JPN) ,  SUGIYAMA Toshie (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  TOKUJI Yoshihiko (Obihiro Univ. Agriculture and Veterinary Medicine, Hokkaido, JPN) ,  OHNISHI Masao (Obihiro Univ. Agriculture and Veterinary Medicine, Hokkaido, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 59  号： 23  ページ： 12342-12351  発行年： 2011年12月14日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TSODマウスを用いてβ-クリプトキサンチン(β-CRX)の抗肥満作用の機構について調べた。肥満の雄マウスにβ-CRXを経口投与した。β-CRXを投与された無肥満マウスの体重は,コントロール群と差がなかった。しかし,β-CRXを投与されたTSODマウスの体重は,無投与のTSODマウスに比べて顕著に低下した。さらにβ-CRXを投与されたTSODマウスは,腹部脂肪組織重量と血清脂質濃度も低下した。TSODマウスの遺伝子発現に及ぼすβ-CRXの影響を調べた結果,β-CRXは脂肪酸合成をダウンレギュレートさせた。さらに,β-CRX投与TSODマウスは,アポAとアポCがダウンレギュレートしていた。以上の結果は,温州ミカン由来のβ-CRXが腹部脂肪細胞の肥大抑制作用があることを示唆した。

シソーラス用語： 温州ミカン ,  肥満 ,  *マウス ,  *実験動物 ,  経口投与 ,  脂肪細胞 ,  遺伝子発現 ,  アポA ,  アポリポタンパク質 ,  動物実験 ,  *脂質代謝 ,  共役ジエン ,  不飽和アルコール ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール ,  *TSODマウス ,  カロテノイド ,  アポリポタンパク質C ,  *ネズミ亜目 ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： カロチノイド ,  アポC ,  内臓脂肪型肥満 ,  腹部肥満

分類 (3件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q)

物質索引 (1件)： β-クリプトキサンチン

タイトルに関連する用語 (8件)： 温州ミカン ,  Citrus ,  MARC ,  クリプトキサンチン ,  経口投与 ,  肥満糖尿病 ,  マウス ,  内臓脂肪