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J-GLOBAL ID:201202204807992270   整理番号:12A0835912

細菌胞子の発芽及び増殖に及ぼすエピガロカテキンガラート(EGCg)の機序及び影響

The mechanisms and effect of epigallocatechin gallate (EGCg) on the germination and proliferation of bacterial spores
著者 (8件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 269-274  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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胞子形成細菌は栄養制限のような成長に有害な環境条件下で高度ストレス抵抗性胞子を形成し,それ故,それは食品及び飲料産業において特別な関心事である。これらの細菌の制御は食品及び飲料保蔵にとって極度に重要である。カテキン類はある範囲の細菌種の栄養細胞に対して抗微生物作用を示すが,胞子に及ぼすカテキン類の作用の詳細機序は未だ解明されていない。本研究において,胞子形成細菌に対するエピガロカテキンガラート(EGCg)の抗微生物作用の機序が試験された。胞子の発芽及び桿菌属の栄養細胞成長に及ぼすカテキン類の影響は,胞子指数として全細胞数及び熱抵抗性細胞数を用い,EGCg含有培地にて培養された生菌数及び胞子数の年代学的測定により調べられた。胞子数はEGCgの存在に独立で,培養開始直後に減少し,それに対し,栄養成長はEGCgにより抑制された。従って,EGCgは胞子を阻害しないが栄養細胞に作用すると思われる。また,我々はセリウムを用いた電子顕微鏡観察技術により栄養細胞及び胞子により吸着されたEGCgの量も分析した。我々の発見事項はカテキン類が胞子発芽を抑制せず,あるいは胞子を不活性化しない理由はカテキン類が胞子によって吸着されず,従ってそれらに作用できないことであると指摘する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  分化,増殖,成長,生殖 
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