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J-GLOBAL ID：201202205428688552   整理番号：12A1241045

ハイブリッド型新規多孔性構造体の調製

Synthesis of Novel Hybrid Type Porous Materials

著者 (6件)： 渡部光徳 (日揮触媒化成 触媒研) ,  黒田隆三 (日揮触媒化成 触媒研) ,  牛尾賢 (日揮触媒化成) ,  小笠原正剛 (秋田大 大学院工学資源学研究科) ,  中田真一 (秋田大 大学院工学資源学研究科) ,  春山哲也 (九州工大 大学院生命体工学研究科)
資料名： Journal of the Japan Petroleum Institute  (Journal of the Japan Petroleum Institute)
巻： 55  号： 5  ページ： 332-338  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： F0042A  ISSN： 1346-8804  CODEN： JJPIAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石油精製におけるゼオライト触媒において,反応物質の触媒活性サイトへのアクセスは非常に重要であり,より大きな分子が触媒活性サイトに容易に近づけるようになればゼオライト触媒の高機能化につながる。USYゼオライト粒子の外表面にメソポーラスシリカであるMCM-41を成長させたハイブリッド型の新規多孔性構造体を合成した。USYを出発原料として,MCM-41合成条件下で処理することにより,USYからMCM-41への転換,およびUSY二次粒子の表面および内部に析出したMCM-41の形成が確認された。この新規多孔性構造体の触媒の特徴として,USYおよびMCM-41細孔内に存在する活性サイトへの反応物質の拡散が促進することにより,水素化分解活性の向上が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： 多孔質体 ,  合成ゼオライト ,  石油精製 ,  活性部位 ,  触媒活性 ,  *Yゼオライト ,  *MCM-41 ,  *水素化分解 ,  接触分解 ,  ハイブリッド複合材料 ,  拡散速度 ,  細孔内拡散 ,  複合構造
準シソーラス用語： ゼオライト触媒 ,  メソポーラスシリカ ,  ハイブリッド構造 ,  二次粒子 ,  *ハイブリッド触媒 ,  反応物

分類 (3件)： 変性プロセス  (YF02040T) ,  合成鉱物  (CD01040K) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

引用文献 (8件)：

• 1) Naber, J. E., de Jong, K. P., Stork, W. H. J., Kuipers, H. P. C. E., Post, M. F. M., Stud. Surf. Sci. Catal., 84, 2197 (1994).
• 2) Yanagisawa, T., Shimizu, T., Kuroda, K., Kato, C., Bull. Chem. Soc. Jpn., 63, 988 (1990).
• 3) Kresge, C. T., Leonowicz, M. E., Roth, W. J., Vartuli, J. C., Beck, J. S,. Nature, 359, 710 (1992).
• 4) Beck, J. S., Vartuli, J. C., Roth, W. J., Leonowicz, M. E., Kresge, C. T., Schmitt, K. D., Chu, C. T. W., Olson, D. H., Sheppard, E. W., McCullen, S. B., Higgins, J. B., Schlenker, J. L., J. Am. Chem. Soc., 114, 10834 (1992).
• 5) Inagaki, S., Fukushima, Y., Kuroda, K., J. Chem. Soc., Chem. Commun., 680 (1993).

タイトルに関連する用語 (3件)： ハイブリッド型 ,  多孔性構造体 ,  調製