文献

J-GLOBAL ID：201202206030248664   整理番号：12A0542626

フレキシブルなヒドロキシアパタイトシートによる歯エナメルの再生

Regeneration of tooth enamel by flexible hydroxyapatite sheet

著者 (7件)： HONTSU S. (Kinki Univ., Wakayama, JPN) ,  KATO N. (Kinki Univ., Wakayama, JPN) ,  YAMAMOTO E. (Kinki Univ., Wakayama, JPN) ,  NISHIKAWA H. (Kinki Univ., Wakayama, JPN) ,  KUSUNOKI M. (Kinki Univ., Wakayama, JPN) ,  HAYAMI T. (Kinki Univ., Wakayama, JPN) ,  YOSHIKAWA K. (Osaka Dental Univ., Osaka, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 493/494  ページ： 615-619  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パルスレーザ蒸着で作製したフレキシブルなヒドロキシアパタイト(HAp)シートを用いた歯エナメルの再生について検討した。HApシートによるエナメル再生に必要な時間を短縮するためリン酸カルシウム水溶液を用いてフレキシブルなHApシートをエナメルに付着させた。付着後1日でしわを生じた。X線回折から付着後10分でHApの前駆体であるリン酸水素カルシウムとリン酸テトラカルシウムが生成し,1日でエナメルとシート界面で歯の再生が認められた。6日でこれらのピークは非常に小さくなり,11日後にはエナメルと同じとなった。即ち,HApシートは約1週間でエナメルとなった。引張強さは3日後の1.2MPaから21日後には3.6MPaに増加した。引掻き試験からHApシートは11日後に一体化した。

シソーラス用語： *歯科保存修復 ,  *エナメル質 ,  *ヒドロキシアパタイト ,  柔軟性 ,  *膜 ,  レーザ蒸着 ,  リン酸カルシウム ,  引張強さ ,  引かき試験 ,  不均一系反応 ,  *燐灰石 ,  パルスレーザ蒸着 ,  歯科用材料
準シソーラス用語： 界面反応 ,  *自立膜

分類 (1件)： 保存療法  (GT05020Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： ヒドロキシアパタイト ,  歯エナメル