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J-GLOBAL ID:201202206480049297   整理番号:12A0274325

パパイアから分離されたLactobacillus plantarum ST16Paに対するプロバイオティック能力の評価及び生存に及ぼすカプセル封じの影響

Evaluation of the probiotic potential and effect of encapsulation on survival for Lactobacillus plantarum ST16Pa isolated from papaya
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 973-984  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: T0482A  ISSN: 0959-3993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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乳酸菌(LAB)による抗リステリアバクテリオシン産生能力は,食品安全性を増すツールとして食品工業により探究される。細菌によるLABのプロバイオティック活性は,さらなる利点をもたらす。有益な効果は,シェルフライフ中の食品で生育性を維持し,宿主の自然防御を残存させ胃腸管(GIT)で増殖するプロバイオティック菌株の能力に依存する。本研究では,パパイア果実からのバクテリオシン産生Lactobacillus plantarum菌株(Lb.plantarum ST16Pa)のプロバイオティック能力を評価し,ヒトGITをシミュレーションした条件での生存に及ぼすアルギン酸塩中へのカプセル封じ影響を研究した。5.0及び9.0間の初期pH値のMRSブロスでLb.plantarum ST16Paの成長が記録され,pH4.0,11.0及び13.0で残存した。0.2から3.0%までの範囲の濃度で,Lb.plantarum ST16Paはウシ胆汁エキスの存在において順調に育った。自己凝集のレベルは37%であり,Lb.plantarum,Enterococcus spp.,Lb.sakei及びListeriaの異なる菌株で共凝集を観測した。いくつかの薬物,主に,抗炎症薬及び抗生物質により,成長は負影響を受けた。Caco-2細胞への接着は他のプロバイオティック菌株に対し報告された範囲内であり,この菌株は接着遺伝子mapA,mubおよびEF-Tuを持つことをPCR解析が示した。2,3及び4%アルギン酸塩でのカプセル封じは,MRSブロスに加えられた1または2%ウシ胆汁エキスへの曝露から細胞を守った。十二指腸,空腸,回腸及び結腸の第1区画をシミュレーションする条件において,カプセル封じされた細胞は酸性条件から守られるが耐性は低いことをGITによる移行をシミュレーションするモデルでの研究が示した。これは食品の生物的保存での応用を示すパパイアから分離されたバクテリオシン産生LABに関する初めて報告であり,その潜在的なプロバイオティック特性のため消費者健康に有利である可能性がある。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  微生物の生化学  ,  発酵食品一般  ,  食品衛生一般  ,  消化系一般 

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