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J-GLOBAL ID：201202206741356982   整理番号：12A1449440

超音波振動を利用した透水性の改善技術

Improvement of Permeability in the Near-Well Region by Ultrasonic Vibration

著者 (4件)： 露木健一郎 (鹿島建設 技研) ,  田島大輔 (鹿島建設 技研) ,  苅込正則 (鹿島建設 技研) ,  三浦悟 (鹿島建設 技研)
資料名： 鹿島技術研究所年報  (Annual Report. Kajima Technical Research Institute, Kajima Corporation)
巻： 60  ページ： 185-190  発行年： 2012年09月30日 
JST資料番号： F0127A  ISSN： 0918-015X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国の周辺海域には,多量のメタンハイドレートが存在することが明らかとなってきており,次世代の国産天然ガス資源として注目されている。メタンハイドレート資源開発の経済性を確立する上で,天然ガスを長期間にわたって安定的に回収できる技術の確立が求められている。メタンハイドレート層から長期間のガス生産を行う場合,生産のために掘削された坑井の近傍にシルトや粘土といった細粒分が集積し,坑井近傍の透水性の低下からガス生産量の減退につながることが懸念されている。そうした生産障害の対策として,超音波加振により細粒分の移流を促進して透水性を改善する技術について研究を実施している。本報では,超音波加振による透水性の改善効果を実験と解析により検討した結果について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： ガスハイドレート ,  資源開発 ,  天然ガス ,  回収装置 ,  *坑井 ,  シルト ,  粘土 ,  *透水性 ,  *超音波振動 ,  閉塞 ,  坑井障害 ,  励振 ,  移流 ,  *流動解析 ,  測定データ ,  予測誤差 ,  メタンハイドレート
準シソーラス用語： 目詰り

分類 (2件)： 油田・ガス田開発  (UA02050L) ,  透水性,浸透水,土中水  (RA03040E)

引用文献 (9件)：

• 1) 成田英夫;メタンハイドレート資源からの天然ガス生産手法の開発に関する研究,日本エネルギー学会誌,Vol.90,No.6,(2011),pp.492-498.
• 2) 栗原正典, 佐藤明彦, 大内久尚, 大渕有希子, 増田昌敬, 成田英夫, 海老沼孝郎, 佐伯龍男, 藤井哲哉;東部南海トラフメタンハイドレート資源の生産性評価, 石油技術協会誌, Vol.74, No.4, (2009), pp.311-324.
• 3) 山本晃司;メタンハイドレートの生産手法とフィールド産出試験, 地学雑誌, 118(5), (2009), pp.913-934.
• 4) Civan, F. ; Formation Damage Mechanisms and Their Phenomenological Modeling - An Overview, SPE 107857, (2007),pp.874-885.
• 5) Rahman, M.A. and Islam, M.R. ; Experimental Investigation of Nature of Formation Damage Around Perforations in Petroleum Wells, Proc. Int. Conf. Mech. Eng. (ICME2003), Dhaka, Bangladesh, (2003).

タイトルに関連する用語 (2件)： 超音波振動 ,  透水性