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J-GLOBAL ID：201202207097668575   整理番号：12A1708399

IEEE802.16jリレーネットワークにおける電波干渉による伝送量変動を考慮したタイムスロット割当手法

Time slot assignment algorithm for IEEE 802.16j relay networks considering wireless link transmission quality

著者 (4件)： 高木祥一 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  長谷川剛 (大阪大 サイバーメディアセ) ,  谷口義明 (大阪大 サイバーメディアセ) ,  中野博隆 (大阪大 サイバーメディアセ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 231(NS2012 80-102)  ページ： 53-58  発行年： 2012年10月04日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： IEEE802.16jリレーネットワークでは,時分割方式による無線通信が行われる。この時,適応変調符号化を適用することによって,リンクが割り当てられたタイムスロットにおいて,無線の伝送品質に応じた伝送量を得ることができる。タイムスロットを少数のリンクが用いると,通信時の干渉が小さいため大きな伝送量が得られる。しかし,それは同時に無線ネットワーク資源の空間的再利用性が低いことを意味し,ネットワーク内の全てのリンクが通信を行うために必要なフレームサイズが増大する。そのため,各リンクが必要なだけの通信を可能とし,かつ,フレームサイズが小さくなるようにタイムスロットの割当を行う必要がある。そこで本報告では,IEEE802.16jリレーネットワークにおいて適応変調符号化の影響を考慮した新たなタイムスロット割当手法を提案する。具体的には,ネットワーク内の各リンクが用いるタイムスロットを順次決定する手法,及び,各タイムスロットを用いるリンク集合を順次決定する手法,の2つを提案する。提案手法の性能評価はシミュレーションによって行い,特に後者の手法がフレームサイズ削減に有効であることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *規格 ,  信号変調 ,  符号化 ,  *雑音特性 ,  *比率 ,  間隔 ,  *資源割付 ,  ネットワーク
準シソーラス用語： *IEEE 802.16 ,  *スロット割当 ,  タイムスロット ,  *信号対干渉比 ,  適応変調符号化

分類 (2件)： 通信網  (ND07030A) ,  トラヒック理論  (ND02040C)

引用文献 (14件)：

• Genc, V. IEEE 802.16j relay-based wireless access networks An overview. W ivslsss Communicatio. 2008, 15, 5, 56-63
• IEEE Std 802.16j-2009. IEEE standard for local and metropolitan area networks part 16: Air interface for broadband wireless access systems amendment 1:Multiple relay specification. IEEE Standard for Local and metropolitan i area networks. 2009
• Najah, A. IEEE 802.16 mesh schedulers:Issues and design challenges. IEEE Network. 2008, 22, 1, 58-65
• Cicconetti, C. Bandwidth balancing in multi-channel IEEE 802.16 wireless mesh networks. Proceedings of INFOCOM 2007 May. 2007, 2108-2116
• Nelson, R. Spatial TDMA: A collision-free multihop channel access protocol. Communications. 1998, 33, 9, 595-602

タイトルに関連する用語 (5件)： IEEE802 ,  リレーネットワーク ,  電波干渉 ,  タイムスロット割当 ,  手法