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J-GLOBAL ID：201202208093244203   整理番号：12A0905760

正しく折畳まれた無傷糖蛋白質における均一なヒト複合体型少糖類:蛋白質折畳み,安定性及び立体配座特性に及ぼす少糖類の影響の評価

Homogeneous Human Complex-Type Oligosaccharides in Correctly Folded Intact Glycoproteins: Evaluation of Oligosaccharide Influence On Protein Folding, Stability, and Conformational Properties

著者 (4件)： KAJIHARA Yasuhiro (Osaka Univ., Toyonaka, JPN) ,  TANABE Yasutaka (Yokohama City Univ., Yokohama, JPN) ,  SASAOKA Shun (Yokohama City Univ., Yokohama, JPN) ,  OKAMOTO Ryo (Osaka Univ., Toyonaka, JPN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 18  号： 19  ページ： 5944-5953  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト複合体型少糖類の蛋白質折畳み,安定性及び立体配座に及ぼす影響を調べるため,46及び56残基からなり,αヘリックス及びβシートを含む小型蛋白質クランビン及びオボムコイドを合成した。酸化還元条件下でシステインーシスチンを使用して折畳み実験を行った。αヘリックスとβシートがグリコシル化した糖蛋白質は適切に折畳まれたが,逆平行β鎖間のループ位がグリコシル化すると多様な生成物が生じた。グリコシル化化合物と非グリコシル化化合物の立体配座の相違をCD及びNMRスペクトルで調べた。Nグリコシル化では大きな立体配座変化は生じないことを示唆した。蛋白質表面の少糖類は溶液温度の上昇に伴い不安定になり,蛋白質の3次構造が変化した。3個のジスルフィド結合がある蛋白質は3次構造の変化は生じなかった。

シソーラス用語： 折畳み構造 ,  *糖タンパク質 ,  ヒト ,  タンパク質複合体 ,  *少糖類 ,  *立体配座 ,  安定性 ,  ヘリックス構造 ,  β構造 ,  植物タンパク質 ,  オボムコイド ,  グリコシル化 ,  円偏光二色スペクトル ,  スペクトル ,  三次構造 ,  アミノ酸配列
準シソーラス用語： NMRスペクトル ,  N-グリコシル化 ,  αヘリックス ,  βシート ,  クランビン ,  蛋白質安定性

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (9件)： 無傷 ,  糖蛋白質 ,  ヒト ,  複合体 ,  少糖類 ,  蛋白質折畳み ,  安定性 ,  立体配座 ,  影響の評価