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J-GLOBAL ID:201202208290994214   整理番号:12A0363144

示差走査熱量測定を用いた共役リノレイン酸が多い無水乳脂肪の非等温酸化の動力学

Kinetics of non-isothermal oxidation of anhydrous milk fat rich in conjugated linoleic acid using differential scanning calorimetry
著者 (3件):
資料名:
巻: 107  号:ページ: 973-981  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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共役リノレイン酸を少量,中程度,高含量含む無水乳脂肪(AMF)(それぞれL-,M-およびH-CLA)をいろいろな加熱速度で,100~350°Cで,示差走査熱量測定(DSC)を用いて酸化した。まずCLAが多いAMFの酸化速度パラメータを調べた。DSCから,開始温度(Ts),オンセット温度(Ton),最大加熱流温度(Tp)を求めた。これらの参照点を用いて,Ozasa-Flynn-Wall法により,有効活性化エネルギー(E)と前指数因子(z)を求めた。CLA含量が増加するとTsは低温にシフトし,TonとTpはあまり影響を受けなかった。得られた速度パラメータは不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸の比のみでなく,選択した参照点にも依存した。L-CLAでは,Ts,TonとTpから計算されたE値はそれぞれ146.51,114.11,および121.31kJ mol-1であった。M-CLAでは,それぞれ112.42,104.06,および87.41kJ mol-1であった。H-CLAでは,それぞれ112.42,104.06および87.41kJ mol-1であった。これらのE値の違いは補償効果により,物理的バックグラウンドを持たない。AMFの非等温酸化では,いろいろな速度パラメータを持ついくつかの反応が同時に起こり,最大発熱効果を示す反応はDSCでしか検出できない。Tsは,Eとz値を計算する最も矛盾のない参照点であった。Copyright 2011 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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脂質一般  ,  乳製品  ,  有機物質の化学分析一般 
物質索引 (1件):
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