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J-GLOBAL ID:201202208899578403   整理番号:12A0164741

15N及び13Cを用いた卵蛋白質の真性標識化のための試験研究

A pilot study for the intrinsic labeling of egg proteins with 15N and 13C
著者 (14件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 43-48  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は二重15N-13C標識化蛋白質を産生することである。これらの標識化蛋白質はα-アミノ基と炭素骨格の両方をもつ食餌用アミノ酸の代謝に対する真性トレーサとして用いることができる。3羽の卵を産む雌鶏(Rhodes)を各々,0%,0.2%または0.4%の20種類の二重15N-13C標識化アミノ酸混合物を含む標準的家禽用餌を用いて16日間飼育した。標識化アミノ酸を含む餌で飼育を始めた日の3ないし4日前から合計24日間にわたって生まれた卵をそれぞれ採取し,卵白と卵黄中の15N及び13C豊富化度を元素分析計結合同位体比質量分析計(EA-IRMS)及びガスクロマトグラフィー-燃焼-同位体比質量分析計(GC-C-IRMS)により測定した。標識化アミノ酸混合物を含む餌を給餌し始めて10日後,15N豊富化は一定になり,平衡に達したときの同位体比δ15Nは給餌レベルと卵黄または卵白に依存し,1500~3000パーミルであった。一方,13C豊富化は卵白では220~650パーミル,卵黄では100~250パーミルであった。各アミノ酸に対する15N豊富化は芳香族アミノ酸が低いのを例外とすれば他のアミノ酸ではほとんど同じであった。一方,δ13C値は卵白と卵黄の両方でアミノ酸毎に異なることが分かった。例えば,0.2%給餌レベルで,チロシンに対しては77パーミル,プロリンに対しては555パーミルであった。これらの結果から,0.2%標識化アミノ酸を含む餌で飼育した雌鶏が生む卵は代謝研究に用いることが可能な程度に15N-13C標識化されることを示した。しかし,13C標識化は十分には一様ではなく,個々のアミノ酸の代謝について考慮する必要がある。
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  標識化合物  ,  代謝一般 
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