文献
J-GLOBAL ID:201202209025421780   整理番号:12A1506699

照射した牛挽肉の元の線量を同定および推定するための照射線量指標としての2-ドデシルシクロブタノン

2-Dodecylcyclobutanone as an irradiation dose indicator to identify and estimate original dose in irradiated ground beef
著者 (10件):
資料名:
巻: 235  号:ページ: 901-906  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0437A  ISSN: 1438-2377  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2-ドデシルシクロブタノン(2-DCB)を,照射した脂質-含有食品の化学標識として,牛挽肉パティーが照射されたかを検出し,元の吸収線量を推定するために用いた。牛挽肉パティー(70/30)を5段階の標的吸収線量0.5,1.0,3.0,5.0および7.0kGyで照射し,4°Cでそれぞれ0,7,14,21および28日間保存した。直接溶媒抽出法(DSE)/ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)をベースとした迅速分析法を開発し,γ線照射牛挽肉パティー中の2-DCBを分析した。サンプルは組織-糖化機器を用いてDSEを介してアセトニトリルで抽出し,次に1-gシリカカートリッジを用いて精製し,GC-MSで分析した。結果から,照射線量と照射サンプル中に生成した2-DCB量との間に直線関係が示唆された(y=0.0608x-0.0004,R2=0.9899)。また,2-DCB損失(%)と貯蔵時間との間にも直線関係が認められた(L=1.958d-1.6596,R2=0.9597)。したがって,これらの2つの直線方程式を基にした照射食品の初期照射量の推定法が開発され,この手法は脂質-含有食品の元の照射線量の決定モデルの確立に利用できる。この手法は28日以内の2~7kGy照射牛肉サンプルの推定に成功裏に利用でき,最小偏差は±15%だった。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品照射  ,  肉製品 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る