抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉄道総研では,バラスト軌道に比べて常時の保守コストが少なく,耐震性が良好で,非常時にはバラスト軌道と同等の復旧性を持つ軌道構造を目指して,プレストレスト・バラスト軌道(PSB軌道)の開発を進めている。本報告では,PSB軌道の概要,新幹線用バラスト軌道の曲線部を想定した実物大軌道模型を用いた振動実験によるPSB軌道の耐震性の検証,および試験結果について報告した。本試験により,無対策バラスト軌道は,600galを超える加速度の地震波を受けると変位が急増することがわかった。また,900galの地震動でも大きな変形を生じない,高い耐震性を発揮することが確認された。