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J-GLOBAL ID：201202212529044784   整理番号：12A1382593

塩素酸系除草剤によるモウソウチク林の駆除

著者 (9件)： 江崎功二郎 (石川県林試) ,  千木容 (石川県林試) ,  八神徳彦 (石川県林試) ,  石田洋二 (石川県 農林水産部) ,  北村里外史 (かが森林組合) ,  枷場英代 (石川県南加賀農林総合事務所) ,  末野正俊 (石川県南加賀農林総合事務所) ,  高田一郎 (石川県南加賀農林総合事務所) ,  間明弘光 (石川県南加賀農林総合事務所)
資料名： 林業と薬剤  (Forestry Chemicals)
号： 201  ページ： 14-19  発行年： 2012年09月20日 
JST資料番号： G0376B  ISSN： 0289-5285  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放置竹林駆除のため,塩素酸系除草剤の土壌散布および竹稈注入における竹稈枯殺経過,新筍および再生小竹抑制効果を調査し,グリホサート系除草剤の竹稈注入と比較した。石川県の放置モウソウチク林において,クロレートS散布区,無処理区,ラウンドアップ・マックスロード注入区,クロレートS注入区を設置し,変色落葉率と新筍および小竹の発生数を調査した。また塩素酸系除草剤の土壌散布が林床植生に及ぼす影響を明らかにするため,クロレートS粒剤の散布前の植生調査枠をクロ散区と無処理区に設置し,散布2か月後の消失や加入個体を調査した。塩素酸系除草剤はグリホサート系より短期間で枯殺効果が得られること,生長停止にはクロレートS散布が有効であること,クロレートS粒剤は林床植生への影響が少なく地下茎を枯殺できることが示された。クロレートS散布と注入に要する作業時間と,薬剤使用量を比較した結果を述べた。

シソーラス用語： *雑草防除 ,  *マダケ属 ,  *除草剤 ,  塩素酸ナトリウム ,  植生
準シソーラス用語： *竹林駆除 ,  *モウソウチク ,  *塩素酸系除草剤 ,  クロレート ,  林床植生

分類 (1件)： 森林植物学  (FF02020E)

引用文献 (20件)：

• 荒生安彦・大石剛(2001)造林地に侵入したモウソウチクの除草剤による駆除方法の検討.林業と薬剤157:15-21.
• 江崎功二郎・石田洋二・柳田亨・前浜直・枷場英代(2011)塩素酸系除草剤の竹稈注入によるモウソウチクの枯損と再生経過林業と薬剤198:7-10.
• 藤井義久・重松敏則・西浦千春(2005)北部九州における竹林皆伐後の再生過程.ランドスケープ研究68(5):689-692.
• 藤井義久・重松敏則(2008)継続的な伐竹によるモウソウチクの再生力衰退とその他の植生の回復.ランドスケープ研究71(5):529-534.
• 藤山正康(2005)竹類防除に拡大登録された「ラウンドアップハイロード」林業と薬剤174:10-19.

タイトルに関連する用語 (4件)： 塩素酸 ,  除草剤 ,  モウソウチク ,  駆除