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J-GLOBAL ID:201202214175406287   整理番号:12A1238018

エンバク(Avena sativa)からの極性脂質分画:o/w型乳化剤としての特性評価及び使用

Polar lipid fraction from oat (Avena sativa): characterization and use as an o/w emulsifier
著者 (8件):
資料名:
巻: 235  号:ページ: 507-515  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: E0437A  ISSN: 1438-2377  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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エンバク種子は油分を13%まで含んでおり,この34%までが極性脂質(グリコ脂質及びリン脂質)である。それらの両親媒性構造のため,これらの極性脂質は潜在的な乳化剤である。本研究では超臨界流体抽出法により産出したエンバクからの極性脂質分画をHPLCにより種々の極性脂質クラスに分け,亜分画中の脂質クラスは参照化合物の保持時間の比較及び共注入の実施により同定した。エンバクの極性脂質分画はモノガラクトシルジアシルグリセロール,ジガラクトシルジアシルグリセロール,ステリルグリコシド及びホスファチジルコリン,そしてまたおそらくホスファチジルイノシトールを含む。極性脂質分画はまた種々の乳化剤及び油分の量をもつ水中油滴エマルションを産生するための乳化剤として用いた。エマルションは極めて容易に形成したが,室温条件での2~3日保存後でも迅速に脂肪分離する傾向があった。エマルションの小滴サイズ及び小滴サイズ分布は油分が少なく,乳化剤が多いわずかに小さいようであった。一般にエマルションの小滴サイズ0.2~4μmの範囲で,もっとも多い油分(5%w/v)では10μmまでであった。脂肪分離したエマルションの上層は30μmのわずかに大きな小滴を含み,下層はより小さい小滴を保持していた。顕微鏡観察では上層の小滴サイズにおける増加は主にこれらのエマルションがある拡張となる合体に対して安定であることを意味する集合によっていたことを明らかにした。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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穀類とその製品一般  ,  食用油脂,マーガリン 

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