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J-GLOBAL ID：201202215267824472   整理番号：12A0423825

アポトーシス中のチトクロームc動力学の無標識Raman観察

Label-free Raman observation of cytochrome c dynamics during apoptosis

著者 (10件)： OKADA Masaya (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SMITH Nicholas Isaac (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  PALONPON Almar Flotildes (Japan Sci. and Technol. Agency, Saitama, JPN) ,  ENDO Hiromi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAWATA Satoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAWATA Satoshi (RIKEN Advanced Sci. Inst., Saitama, JPN) ,  SODEOKA Mikiko (Japan Sci. and Technol. Agency, Saitama, JPN) ,  SODEOKA Mikiko (RIKEN Advanced Sci. Inst., Saitama, JPN) ,  FUJITA Katsumasa (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUJITA Katsumasa (Japan Sci. and Technol. Agency, Saitama, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 1  ページ： 28-32  発行年： 2012年01月03日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Raman散乱は,生体分子の振動頻度を検出し得ることから,標識のない生体分子の観察に有用である。Raman散乱と光学顕微鏡の組み合わせは生細胞の正対分子の位置と状態を捕獲し得る。今回,Raman顕微鏡によるアポトーシス細胞における分子動力学の無標識観察を行った。Raman帯750/cmでチトクロームc分布の動力学的変化を細胞へのアポトーシス誘導剤添加後に観察した。チトクロームcのミトコンドリア蛍光画像とRaman画像の比較は,チトクロームc分布の変化がミトコンドリアからのチトクロームc遊離として区別し得ることを示した。チトクロームcの酸化還元状態はミトコンドリアからの遊離中維持した。JC-1色素でのミトコンドリア膜電位の測定は,観察したチトクロームc遊離がアポトーシスと関連することを確認した。

シソーラス用語： アポトーシス ,  *チトクロームc ,  *Raman散乱 ,  *光学顕微鏡法 ,  分子動力学 ,  ミトコンドリア ,  画像 ,  蛍光 ,  膜電位 ,  状態 ,  HeLa細胞 ,  細胞内分布
準シソーラス用語： *Raman顕微鏡 ,  蛍光画像 ,  酸化還元状態 ,  ミトコンドリア膜電位

分類 (2件)： 有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06033S) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

物質索引 (1件)： JC-1

タイトルに関連する用語 (5件)： アポトーシス ,  チトクロームC ,  動力学 ,  無標識 ,  観察