抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我々は,高温超電導技術を活用した小型・高効率・高性能の次世代超電導サイクロトロンの開発・実現を目指している。重粒子を高いエネルギーまで加速するためには,磁場を等時性に保ちつつ,かつ,周方向に勾配を持つ磁場(AVF)を形成する必要がある。特に,磁場分布をスパイラル状にするとより強い収束効果が得られ,高いエネルギーのビーム出力が可能となる。放射線医学総合研究所のHIMACと同等の出力(400MeV/核子,300nA)を持つ高温超電導コイルとして,等時性磁場発生用のメインコイルと,AVF発生用のスパイラルセクターコイルの設計最適化を行ったので,その結果について報告する。(著者抄録)