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J-GLOBAL ID：201202218190855255   整理番号：12A0528960

タイのカフィルライム(Citrus hystrix D.C.)の揮発性化合物,脂肪酸及び抗酸化特性に及ぼす乾燥法の影響

Effect of drying methods on volatile compounds, fatty acids and antioxidant property of Thai kaffir lime (Citrus hystrix D.C.)

著者 (3件)： RAKSAKANTONG Pornpimol (Mahasarakham Univ., Mahasarakham, THA) ,  SIRIAMORNPUN Sirithon (Mahasarakham Univ., Mahasarakham, THA) ,  MEESO Naret (Mahasarakham Univ., Mahasarakham, THA)
資料名： International Journal of Food Science and Technology  (International Journal of Food Science and Technology)
巻： 47  号： 3  ページ： 603-612  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： B0863A  ISSN： 0950-5423  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カフィルライム(Citrus hystrix D.C.)の葉は,アジア諸国で長年に渡って香辛料として使用されてきた。本報では,乾燥がカフィルライムの物理的特性,脂肪酸,揮発分及び抗酸化活性に及ぼす影響を調べた。熱風乾燥,低相対湿度の空気乾燥及び遠赤外線乾燥を行い最適な乾燥法を検討した。得られた結果より,乾燥法の違いにより,フィトケミカルズ,脂肪酸及び揮発分に及ぼす影響は異なることが分かった。低相対湿度空気乾燥及び遠赤外線乾燥したカフィルライムの全フェノール類含量,全フラボノイド含量及び抗酸化活性は,新鮮試料より優れていた。3通りの乾燥法の全てで,乾燥はシトロネラールのような揮発分の濃度増加をもたらした。低相対湿度空気乾燥及び熱風乾燥は,α-リノレン酸を増加させ,一方遠赤外線乾燥ではリノール酸の増加が見られた。異なった標的化合物に依存して,それぞれの乾燥法が有効であると考察した。

シソーラス用語： *ミカン属 ,  フェノール類 ,  揮発分 ,  脂肪酸 ,  *乾燥 ,  食品成分 ,  ポリエン ,  ω-3脂肪酸 ,  不飽和脂肪酸 ,  ジエン ,  脂肪族アルデヒド ,  不飽和アルデヒド ,  オレフィン化合物 ,  鎖状モノテルペン
準シソーラス用語： Citrus hystrix ,  抗酸化活性

分類 (3件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  食品の乾燥  (FJ03040T) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (3件)： α-リノレン酸 ,  リノール酸 ,  シトロネラール

タイトルに関連する用語 (5件)： タイ ,  Citrus ,  揮発性化合物 ,  脂肪酸 ,  抗酸化特性