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J-GLOBAL ID:201202218669560977   整理番号:12A1524229

血清アルブミン存在下での酸化機構を通したケルセチンの急速二量化はMDA-MB-231細胞における細胞毒性誘導能を低下させる

Rapid dimerization of quercetin through an oxidative mechanism in the presence of serum albumin decreases its ability to induce cytotoxicity in MDA-MB-231 cells
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資料名:
巻: 427  号:ページ: 415-420  発行年: 2012年10月19日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ケルセチンは,フラボノイドファミリーのメンバーであり,以前,多様な抗腫瘍活性を持つことが明らかにされた。著者らと他の研修者らは,ケルセチン処理後の腫瘍細胞の抗増殖,細胞周期停止,アポトーシス誘導を報告した。ケルセチンは,酸化を受けることも明らかになっている。しかしながら,ケルセチンまたはその酸化型が細胞死の原因となるか否かは明らかではない。ここでは,ケルセチンは,細胞培養培地中で急速に酸化され,二量体を形成することを報告する。ケルセチン二量体は,タマネギにより自然に産生される二量体と同一である。ケルセチン二量体とケルセチン-3-O-グルコピラノシドは,細胞膜を横切ることができず,MDA-MB-231細胞を殺すことができない。最後に,培地にアスコルビン酸を添加すると,おそらく酸化的二量化の減少によりケルセチンの細胞死誘導能が高まる。これらの結果は,修飾されていないケルセチンは,細胞死を誘発する化合物であることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酸素複素環化合物一般  ,  細胞生理一般 

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