文献

J-GLOBAL ID：201202218910265906   整理番号：12A1718614

カテキンエピマの抗酸化性質に及ぼす立体化学の影響

The influence of stereochemistry on the antioxidant properties of catechin epimers

著者 (4件)： MUZOLF-PANEK Malgorzata (Poznan Univ. of Life Sci., Dep. of Food Quality Management, Fac. of Food Sci. and Nutrition, Wojska Polskiego 31 ...) ,  GLISZCZYNSKA-SWIGLO Anna (The Poznan Univ. of Economics, Fac. of Commodity Sci., al. Niepodleglosci 10, 61-875, Poznan, POL) ,  SZYMUSIAK Henryk (The Poznan Univ. of Economics, Fac. of Commodity Sci., al. Niepodleglosci 10, 61-875, Poznan, POL) ,  TYRAKOWSKA Bozena (The Poznan Univ. of Economics, Fac. of Commodity Sci., al. Niepodleglosci 10, 61-875, Poznan, POL)
資料名： European Food Research & Technology  (European Food Research & Technology)
巻： 235  号： 6  ページ： 1001-1009  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： E0437A  ISSN： 1438-2377  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カテキン類のラジカル捕捉活性に及ぼす立体化学の影響を,カテキンエピマの抗酸化性質に及ぼすpHの影響を評価することにより研究した。pH依存性トロロックス当量抗酸化能(TEAC)様式の相違を,ガロカテキンガラート(GCG)及びエピガロカテキンガラート(EGCG)のケースにおいてのみ認め,これらのガロイル分子含有カテキン類のTEAC抗酸化活性に及ぼす立体構造の影響を示した。GCG及びEGCGの最も安定モノアニオンの理論予測構造に加えて均一OH結合解離エネルギー及びイオン化ポテンシャル(IP)を含む理論計算パラメータに対するpH依存性TEAC値の比較に基づいて,GCGモノアニオンのIP値はEGCGと比較してGCGの低いラジカル捕捉能を高進することを結論づけた。それはpH3.5以上でこれらの2つのカテキンエピマーのpH依存性TEAC様式の相違をもたらした。この影響はこの研究の他のカテキンエピマペアに関して生じなかった。Copyright 2012 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *多価フェノール ,  *エピマ ,  *酸化防止 ,  立体化学 ,  pH依存性 ,  *立体構造 ,  イオン化ポテンシャル ,  解離エネルギー ,  酸解離定数 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリオール ,  フラボノイド
準シソーラス用語： pKa ,  *カテキン類 ,  ラジカル捕捉活性 ,  抗酸化活性

分類 (1件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (5件)： エピガロカテキン ,  エピガロカテキンガラート ,  カテキン ,  ガロカテキン ,  ガロカテキンガラート

タイトルに関連する用語 (2件)： 抗酸化性 ,  立体化学