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J-GLOBAL ID:201202220525813247   整理番号:12A1253916

カゼインの窒素と空気雰囲気下での熱挙動のTG-FTIR法による研究

Study on the thermal behavior of casein under nitrogen and air atmosphere by means of the TG-FTIR technique
著者 (6件):
資料名:
巻: 546  ページ: 120-126  発行年: 2012年10月20日 
JST資料番号: E0350C  ISSN: 0040-6031  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究で,カゼインの熱挙動をTG-FTIR法によってはじめて調べる。カゼインは,ミルク中の主な蛋白質であり,化粧品,食品,及び薬品産業での多くの用途のために大きな関心が寄せられている。TG,DTG,及びDTA法は,熱安定性研究を通じてカゼインが熱的に安定な温度領域(0-176°C)の特定化を可能にした。カゼインは,770.6°Cの空気中で残渣を残さずに完全に分解し610°Cの窒素中で初期重量の20%の残渣をもたらす。カゼインの空気中での熱分解は,2つのドメインを示し,窒素分解でも存在する吸熱性ドメイン(30-248°C)と発熱性ドメイン(248-770.6°C)である。窒素雰囲気中でのすべての分解過程は,吸熱性である。TG-FTIR分析は,空気と窒素の両方で30-248の温度範囲で同じガス状化学種が同じ順序で脱離することを示す。248-770.6の温度範囲でカゼインの空気中での熱分解によって生じるガス状化学種は,窒素中で生じるガス状化学種とわずかに異なる。TG-FTIR分析研究の結果から,筆者らは,空気と窒素雰囲気の両方でのカゼインの熱分解の最も可能な全体の機構を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  食品蛋白質 

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