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J-GLOBAL ID：201202221271914567   整理番号：12A1095240

隣への近接は非蛋白質分解性ボツリヌス菌の胞子発芽に影響するか?

Does proximity to neighbours affect germination of spores of non-proteolytic Clostridium botulinum?

著者 (5件)： WEBB Martin D. (Inst. of Food Res., Norwich Res. Park, Colney, Norwich NR4 7UA, GBR) ,  STRINGER Sandra C. (Inst. of Food Res., Norwich Res. Park, Colney, Norwich NR4 7UA, GBR) ,  LE MARC Yvan (Inst. of Food Res., Norwich Res. Park, Colney, Norwich NR4 7UA, GBR) ,  BARANYI Jozsef (Inst. of Food Res., Norwich Res. Park, Colney, Norwich NR4 7UA, GBR) ,  PECK Michael W. (Inst. of Food Res., Norwich Res. Park, Colney, Norwich NR4 7UA, GBR)
資料名： Food Microbiology  (Food Microbiology)
巻： 32  号： 1  ページ： 104-109  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： A0012B  ISSN： 0740-0020  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 接種サイズは細菌胞子の発芽の速度と程度に影響する事が認識されている。これは胞子相互作用,すなわち休眠隣人の発芽を誘発する発芽胞子から放出された分子によると提案されている。ここでは載せガラスの定めた位置に付着させた非蛋白質分解性ボツリヌス菌の胞子間相互作用に対して,システムにおける胞子の全数の変化あるいは他の胞子への近接が影響するのか否かを調べた。スライドに付着させた胞子の数と局在胞子密度の両者は9倍変化した。15°C,8時間において顕微鏡的に発芽を観察し,発芽の確率と時間を画像分析測定から計算した。統計的解析の結果,8時間内における発芽確率に対する全胞子数の影響は隣人に対する近接のそれより有意であり,発芽確率に対するその影響はほぼ4倍大きい,という事が分かった。全胞子数は発芽時間に対してより有意にさえ影響し,それは隣人に対する近接性より9倍大きかった。用いたモデルは隣人胞子に対する近接の影響に対し,胞子発芽に対する全胞子数の影響を定量的に特性化できる手段である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ボツリヌス菌 ,  胞子 ,  胞子形成 ,  発芽 ,  相互作用 ,  接種 ,  画像分析 ,  キャラクタリゼーション ,  顕微鏡観察 ,  近接効果 ,  誘導
準シソーラス用語： 休眠胞子

分類 (1件)： 分化,増殖,成長,生殖  (EG03055B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 蛋白質分解 ,  ボツリヌス菌 ,  胞子発芽