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J-GLOBAL ID:201202221312513203   整理番号:12A1466720

神経変性疾患:ナラトリプタンは伸長ポリグルタミンリピート鎖が引き起こすCGRP1関連運動神経変性を軽減する

Naratriptan mitigates CGRP1-associated motor neuron degeneration caused by an expanded polyglutamine repeat tract
著者 (13件):
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巻: 18  号: 10  ページ: 1531-1538  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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球脊髄性筋萎縮症(SBMA)は,アンドロゲン受容体(AR)遺伝子内のCAGトリプレットリピート伸長が引き起こす運動神経疾患である。今回我々は,病原性ARがカルシトニン遺伝子関連ペプチドα(CGRP1)をコードする遺伝子の発現上昇をもたらすことを明らかにした。神経細胞では,CGRP1の過剰発現はc-Jun N末端キナーゼ(JNK)経路の活性化を介して細胞損傷を誘導するのに対して,CGRP1あるいはJNKの薬理学的抑制は病原性ARの神経毒性作用を減弱した。CGRP1の欠損は,SBMAのマウスモデルでJNKを不活性化し,神経変性を軽減した。セロトニン1B/1D(5-ヒドロキシトリプタミン1B/1D,別名5-HT1B/1D)受容体アゴニストのナラトリプタンは,SBMAの細胞およびマウスモデルで,二重特異性ホスファターゼ1(DUSP1)の誘導を介してCGRP1の発現低下をもたらし,JNK活性を減弱し,病原性ARが惹起する神経障害を軽減した。これらの結果は,SBMAなどのポリグルタミン関連神経変性疾患の治療に,5-HT1B/1D受容体の薬理学的活性化が使用できる可能性を示唆している。Copyright Nature Publishing Group 2012
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分類 (3件):
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神経の基礎医学  ,  解熱鎮痛薬の基礎研究  ,  細胞膜の受容体 
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