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J-GLOBAL ID：201202221329216148   整理番号：12A1047141

環境エネルギー用高効率光触媒製造技術の開発 9-1 光触媒による生物化学剤除染法の開発

著者 (12件)： 一ノ瀬弘道 (佐賀県窯技セ) ,  釘島裕洋 (佐賀県窯技セ) ,  大森毅 (科学警察研) ,  金森美江子 (科学警察研) ,  柘浩一郎 (科学警察研) ,  大沢勇久 (科学警察研) ,  佐藤貴史 (科学警察研) ,  瀬戸康雄 (科学警察研) ,  平川力 (産業技術総合研 つくばセ) ,  佐野泰三 (産業技術総合研 つくばセ) ,  根岸信彰 (産業技術総合研 つくばセ) ,  竹内浩士 (産業技術総合研 つくばセ)
資料名： 佐賀県窯業技術センター研究報告書
巻： 2011  ページ： 38-42  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： L6820A  ISSN： 1883-1869  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境浄化のための高い光触媒活性を有するTiO₂超微粒子を目的として,連続式急速昇温-水熱処理によるアナターゼ結晶の超微粒子化を研究した。まず,バッチ式水熱合成を行った。ペルオキソチタン溶液を封入した反応管を急速に100-180°Cに加熱し,急速昇温水熱処理を行った。次に185°Cのオイルバス中を加圧しながらペルオキソチタン溶液を送る連続方式を試験した。XRD,SEMおよびアセトアルデヒドの光分解による光触媒活性測定により,得られた試料のキャラクタリゼーションを行った。その結果,185°C,2.3MPaそして滞留時間1.2-3.7分の条件で,マイクロ波水熱処理と同等以上の品質の光触媒を得ることができた。

シソーラス用語： *光触媒 ,  *触媒調製 ,  *農薬 ,  *光触媒反応 ,  *接触分解 ,  酸化チタン ,  アナターゼ型結晶 ,  水熱合成 ,  触媒活性
準シソーラス用語： *光触媒分解 ,  二酸化チタン

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  触媒操作  (XE01050T)

引用文献 (9件)：

• 1)T.Hirakawa, K.Sato, A.Komano, S.Kishi, C.K.Nishimoto, N.Mera, M.Kugishima, T.Sano, H.lchinose, N.Negishi, Y.Seto and K.Takeuchi, J. Phys. Chem. C, 2010, 114, 2305-14(2010).
• 2)S.Komarneni and R.Roy, Mater. Res. Bull., 27, 1393-405 (1992).
• 3)一ノ瀬弘道,釘島裕洋,古田祥知子,勝木宏昭,第 20回日本セラミックス協会秋季シンポジウム要旨集,pp. 191 (2007).
• 4)H.Katsuki and S.Komarneni, J. Am. Ceram. Soc.,84, 2313-17 (2001).
• 5)H.Nakamura, Y.Yamaguchi, M.Miyazaki, M.Uehara, H.Maeda and P.Mulvaney, Chem. Lett., 2002, 1072-73 (2002).

タイトルに関連する用語 (8件)： 環境 ,  エネルギー ,  高効率 ,  光触媒 ,  開発 ,  生物 ,  化学剤 ,  除染