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J-GLOBAL ID:201202222443787755   整理番号:12A1030483

ブタ精漿のホスファチジルエタノールアミン結合蛋白質4の精製,分子クローニングと機能的特徴付け

Purification, molecular cloning and functional characterization of swine phosphatidylethanolamine-binding protein 4 from seminal plasma
著者 (12件):
資料名:
巻: 423  号:ページ: 690-696  発行年: 2012年07月13日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホスファチジルエタノールアミン結合蛋白質(PEBPs)は種々の種で見出されており,多機能性である。本研究で,著者らは,ヒトPEBP4(sPEBP4)のブタホモローグをブタ精漿から精製し,sPEBP4 cDNAをクローニングし,この蛋白質の機能的特徴づけをおこなった。精製した蛋白質の分子量は,還元状態でのSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動により,25kDaであると算出された。sPEBP4の完全長cDNAは815塩基対であり,222のアミノ酸残基の蛋白質をコードする669塩基対のオープンリーデイングフレームを含んでいる。sPEBP4は残基79から195の間に推測上のホスファチジルエタノールアミン結合ドメインを含んでいる;しかしながら,このドメインは脂質結合活性を示さなかった。ブタ,ヒト,マウス,ウシ及びイヌ由来のPEBPsの全体のアミノ酸配列の相同性は56.1%から82.4%の間であった。免疫組織化学的染色とウエスタンブロッテイング分析から,sPEBP4は精巣上体の上皮細胞から精漿へ分泌されていることが見出された。精漿におけるsPEBP4の機能を明らかにするために,著者らは,ブタ精子運動へのsPEBP4の効果について試験をした。リン酸緩衝生理食塩水に懸濁した精子は,精製したsPEBP4を添加すると泳ぎ始めたが,ブタ血清アルブミンを添加した時には泳がなかった,このことはsPEBP4が精子運動を促進していることを示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生殖器官  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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