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J-GLOBAL ID：201202222650418980   整理番号：12A1172987

環境汚染バイオマスを資源としたバイオ燃料の開発

Development of Biofuel from Environmental Pollutant Biomass

著者 (1件)： 小瀧努 (京大 エネルギー理工学研)
資料名： 岩谷直治記念財団研究報告書
巻： 35  ページ： 65-67  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： Y0533A  ISSN： 0287-3532  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,藻からの効率的バイオエタノール生産について述べている。まず藻類の構成糖への実用的分解法を開発した。得られた六炭糖および五炭糖を同時に効率よくエタノールに変換することの出来る遺伝子酵母を用いて,糖の高効率変換を行った。構成糖の分解には濃硫酸およびセルラーゼを用いた酵素法により藻類を糖化した。比較のため木質を原料とした場合と比べるとバイオエタノールの生成速度は藻類の方が早いことがわかった。これまでの研究により琵琶湖に異常繁茂している藻類を原料として遺伝子組み替え酵母を用いることによりバイオエタノールを生産できることが明らかとなった。

シソーラス用語： 生物燃料 ,  *藻類 ,  *脂肪族アルコール ,  *酵母 ,  硫酸 ,  セルラーゼ ,  *組換
準シソーラス用語： バイオ燃料 ,  *バイオエタノール ,  濃硫酸 ,  *遺伝子組換

分類 (1件)： 発酵生産一般  (FK01010B)

引用文献 (9件)：

• 1)Matsushika, A., Inoue, H., Kodaki, T , and Sawayama, S. Ethanol production from xylose in engineered Saccharomyces celevistae strains:cur-rent state and perspectives. Appl. Mictobtol. Biotechnol.84,37-53(2009)
• 2)日本木材学会・化学編編集委員会編著:木材科学実験書IL化学編,1985,有限会祢II外産業業調査会
• 3)Watanabe, S., Kodak', T., and Makino, K. Protein-engineering of dehydiogenase, complete reveisal of coenzyme specificity and increased thcrmosta-bihty by introduction of new-snuctural tine .1. Mal. Chem.280,10340-10349(2005)
• 4)Watanabe, S , Saleh, A.A., Pack, S.P., Annalulu, N., Kodaki, T and Makino, K Ethanol ploduction from xylose by lecombinant Sacchaiomyces cele-vistae expressing pi otein engineercc! NADPF-dependent xylitol dehydrogemise .j B totecchnol 130, 316-319(2007)
• 5)Matsushika, A , Watanabe, S., Kodak', T Makino, K., and Sawayama, S Bioethanol Ploduction hum Xylose by Recombimint Sacchaiomyceti ccicviside Expressing Xylose Reductase, NADP[u+]-dependent Xyhtol Dehydiogenasc, and Xylulokinase. J.Biosci Bioeng.105,296-299(2008)

タイトルに関連する用語 (5件)： 環境汚染 ,  バイオマス ,  資源 ,  燃料 ,  開発