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J-GLOBAL ID：201202223010907744   整理番号：12A1368283

耐用年数終了乗用車からの鉄鋼材リサイクルにおける品質損失および希釈損失: スクラップ品質の明確な検討下での入力-出力分析

Quality- and Dilution Losses in the Recycling of Ferrous Materials from End-of-Life Passenger Cars: Input-Output Analysis under Explicit Consideration of Scrap Quality

著者 (7件)： NAKAMURA Shinichiro (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  NAKAMURA Shinichiro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  KONDO Yasushi (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  MATSUBAE Kazuyo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NAKAJIMA Kenichi (National Inst. for Environmental Studies, Tsukuba, JPN) ,  TASAKI Tomohiro (National Inst. for Environmental Studies, Tsukuba, JPN) ,  NAGASAKA Tetsuya (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 17  ページ： 9266-9273  発行年： 2012年09月04日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属はクローズドループで理論上無限にリサイクルされる。しかし実際にはオープンループリサイクルが耐用年数を越えた製品からの金属スクラップ回収において典型的であり,種々の金属種が混合してスクラップ品質の低下の原因となっている。さらに目標製品に必要な品質に適合するために高品質材料を添加して再生資源を希釈する時に損失が生じている。標準的LCAはこれら損失を通常考慮していない。ハイブリッド入力-出力分析による品質損失および希釈損失を定量化する新たな手法を提案した。鉄鋼リサイクルにおける典型的な混入物である銅の混合がある耐用年数を越えた自動車からの鉄鋼材のリサイクルに関連する損失に注目した。モデルはアーク炉(ELF)において希釈されるスクラップによる比率と,希釈に必要な量を含むELF鉄鋼の需要量を求めた。スクラップの種々のグレードからなる鉄鋼材のデータで補完した日本の高分解能IO(入力-出力)表に適用して,これら損失の全国的回避がエネルギー消費およびCO₂排出の削減になることを示した。

シソーラス用語： *鋼材 ,  資源再生 ,  *リサイクル ,  乗用車 ,  屑鉄 ,  製品品質 ,  品質水準 ,  品質基準 ,  *品質管理 ,  夾雑物 ,  銅 ,  アーク炉製鋼 ,  希釈 ,  供給 ,  需要 ,  エネルギー消費 ,  排出量 ,  温室効果ガス ,  地球温暖化 ,  ライフサイクルアセスメント ,  物質収支 ,  比率 ,  環境影響 ,  入出力 ,  分析 ,  二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出 ,  *自動車リサイクル ,  需要供給 ,  損失割合 ,  入出力分析 ,  *品質保持

分類 (2件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  鉄鋼材料  (WE02000W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 耐用年数 ,  乗用車 ,  鉄鋼 ,  リサイクル ,  損失 ,  希釈 ,  スクラップ ,  分析