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J-GLOBAL ID：201202223985793340   整理番号：12A1368585

今月の新技術 2)繊維強化型複合材料によるキャビテーション損傷補修技術の確立

著者 (5件)： 中本浩章 (荏原製作所 風水力機械カンパニー) ,  能見基彦 (荏原製作所 風水力機械カンパニー) ,  早房敬祐 (荏原製作所 風水力機械カンパニー) ,  服部修次 (福井大 大学院工学研究科) ,  楊暁輝 (福井大 大学院工学研究科)
資料名： 産業機械  (Industrial Machinery)
号： 744  ページ： 53-56  発行年： 2012年09月20日 
JST資料番号： F0987A  ISSN： 0558-4809  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,キャビテーションによる損傷を受けたポンプ部品を対象とした効果的な樹脂系補修材料による補修技術を確立することを目的に,多様な樹脂系補修材料について耐キャビテーション壊食性の評価を行った。補修用繊維強化型複合材料GFRPの検討結果,最も耐壊食性に優れているのはGFPR-A(non-fiber/coating)であった。またGFRPの施工性及び価格を検討した結果,損傷部分を新規品に取り替える場合よりも低コスト,短納期で補修を行うことが可能であり,損傷部の補修技術を確立できた。

シソーラス用語： *ポンプ ,  *キャビテーション浸食 ,  *修理 ,  繊維強化プラスチック ,  ガラス繊維 ,  保守管理 ,  腐食試験 ,  磁歪 ,  振動装置 ,  試験片 ,  ステンレス鋼 ,  ガラス繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： GFRP

分類 (2件)： ポンプ,各種揚水装置  (QD05030P) ,  腐食  (WB03030B)

引用文献 (3件)：

• 1)「TSJGOO1ボンプのキャビテーション損傷の予測と評価」、2011年
• 2)「高圧用調整弁のキャビテーション壊食(第7報、プラグ表面粗さの初期壊食量に及ぼす影響)」、日本機械学会第75期通常総会講演会講演論文集III、1998年、pp.39-40
• 3)「補修用繊維強化型および粒子強化型複合材料のキャビテーション壊食」、ターボ機械第40巻第2号、2012年、pp.21-26

タイトルに関連する用語 (4件)： 繊維強化 ,  複合材料 ,  キャビテーション損傷 ,  補修