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J-GLOBAL ID：201202224109471545   整理番号：12A1712265

ミルクのタイプと濃度はコーヒーのクロロゲン酸のin vitroでのバイオアクセシビリティを増加させる

The Type and Concentration of Milk Increase the in Vitro Bioaccessibility of Coffee Chlorogenic Acids

著者 (5件)： TAGLIAZUCCHI Davide (Univ. Modena and Reggio Emilia, Reggio Emilia, ITA) ,  HELAL Ahmed (Univ. Modena and Reggio Emilia, Reggio Emilia, ITA) ,  HELAL Ahmed (Damanhour Univ., Damanhour, EGY) ,  VERZELLONI Elena (Univ. Modena and Reggio Emilia, Reggio Emilia, ITA) ,  CONTE Angela (Univ. Modena and Reggio Emilia, Reggio Emilia, ITA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 44  ページ： 11056-11064  発行年： 2012年11月07日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 様々なタイプと濃度のミルクの入ったコーヒーを,ペプシンやパンクレアチンを添加して消化させ,胃膵の消化をシミュレートした。また,バイオアクセシビリティを評価するため,クロロゲン酸(CGAs)をHPLC-エレクトロスプレイイオン化-タンデム質量分析で測定した。その結果,消化後のCGAsはミルクの有無にかかわらず減少し,ミルクが含まれている場合においては,バイオアクセシビリティの増加は添加した種類のミルクの脂肪量に依存していた。また,バイオアクセシビリティと蛋白質や炭水化物,カルシウム含量の関連性はみられなかった。コーヒーにミルクを添加すると,蛋白質に結合しているCGAsによりバイオアクセシビリティの減少が急激に起こったが,消化後には結合したCGAsのほとんどが高分子量画分に残っていた。カゼインは5-カフェオイルキナ酸と高い親和性で結合した。

シソーラス用語： 乳汁 ,  濃度 ,  *コーヒー ,  in vitro実験 ,  アクセシビリティ ,  増加 ,  消化 ,  脂肪 ,  タンパク質 ,  カゼイン ,  牛乳 ,  オレフィン化合物 ,  多価フェノール ,  不飽和カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリオール
準シソーラス用語： バイオアクセシビリティ

分類 (2件)： アルカロイドし好飲料  (FJ06030D) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (1件)： クロロゲン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： ミルク ,  タイプ ,  コーヒー ,  クロロゲン酸 ,  バイオアクセシビリティ