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J-GLOBAL ID:201202224322966850   整理番号:12A1512828

標的型攻撃メールの予防対策

著者 (3件):
資料名:
号: 16  ページ: 100-110  発行年: 2012年09月13日 
JST資料番号: L8082A  ISSN: 1343-2915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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標的型攻撃メールそのものを病原体(抗原)と仮定し,模擬標的攻撃メールを「予防接種」として利用し,「人」に免疫反応を引き起こすことで攻撃への耐性を高める試みについて報告した。はじめに,過去のウイルスメールについて振り返り,標的型攻撃メールの対策について考察した。一橋大学文系学部学生196名を対象に標的型攻撃メールの予備実験を行った。単発のみの配信であるため,予防接種としての効果は算定できないが,一斉送信における解析方法及び問題点を確認するため実施した。職員200名に対する標的型攻撃メールの予防接種は,予備実験で得られた反省点を改善した上で実施した。定時出勤前の8:00を目途に,事前に決定したメールアカウントへ予防接種となる添付ファイル付きメールを配信した。同じフローで1週間の時間を置いて実施した。予防接種の概要,模擬攻撃メールの文面,Webビーコンによるロガー,訓練であることの通知について説明した。解析結果を,時系列の開封率,開封パターンによる開封率(1回目40.0%,2回目28.5%,開封減少率28.8%など),被験者属性と開封率,被験者の感想について述べた。結果に基づいて今後の対策案を考察した。
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分類 (2件):
分類
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データ保護  ,  計算機システム運用管理 
引用文献 (23件):
  • [1]寺田真敏"標的型メールがやってきた",情報処 理,51(3),pp.270-274,2010
  • [2]三森春佳,阿部公輝"ふるまいに着目した未知の 亜種ウイルスの識別",電子情報通信学会技術研 究報告情報セキュリティ),108(162),pp.1-7,2008
  • [3]高木浩光,"ソフトウェアのセキュリティ欠陥は 誰が直すのか", http://www.ipa.go. jp/security/fyl4/events/ipa-winter20 03-takagi-dist.pdf,独立行政法人産業技術総合研究 所,2003
  • [4]IPAセキュリティセンター,"コンピュータウイル スの届出状況", http://www.ipa.go.jp/securitv/txt/list.html,独立行政 法人陦報処理推進機構,2012
  • [5]大谷尚道,"個人情報漏えいインシデントを減ら すためには",NITデータ,NITセキュリティ被害 調査WG, Vo127,2008
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