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J-GLOBAL ID:201202229111367927   整理番号:12A0743015

暫定利用を前提とした緑地の管理・運営スキームに関する研究

A study of the maintenance and management scheme for provisional open spaces
著者 (5件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 651-654  発行年: 2012年03月30日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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近年,都市の空閑地などを住民が暫定的に緑地として管理・利用することにも注目が集まっている。このようななか,千葉県柏市は2010年11月よりカシニワ制度を運用している。同制度においては,土地の有期限の貸出を希望する所有者と,土地を利用したい市民団体等との要望を集約し,行政が両者の仲介を行うことによりマッチングを図る「カシニワ情報バンク」という仕組みが存在する。そこで本研究は,カシニワ制度を事例に,制度の特徴や現場での緑地の管理・利用,運営実態を明らかにし,リスクおよび課題に対する対応状況を考察することを目的とした。その結果,カシニワ制度の特徴は次の2点にあると考えられた。第一点は,カシニワ制度には土地所有者,市民団体,行政など複数の主体が関係するため,関係者間のトラブルを未然に防ぐため,リスク削減のための様々な工夫がなされていることである。第2点は,リスク管理を行いつつも,行政は,基本的には土地所有者と市民団体との合意のもとで自由な活動が促されるように,活動への関与を最小限に留めていることである。
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分類 (1件):
分類
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土地利用一般,地域制 
引用文献 (16件):
  • 1)横張真(2005):郊外の緑地景観をめぐる恒久性と可塑性:日本建築学会総合論文誌 3,61-63.
  • 2)後藤光蔵(2003):都市農地の市民的利用-成熟社会の「農」を探る:日本経済評論社,214pp.
  • 3)越川秀治(2002):コミュニティガーデン-市民が進める緑のまちづくり-:学芸出版社,190pp.
  • 4)財団法人都市緑化基金(2005):コミュニティガーデンのすすめ:誠文堂新光社, 103pp.
  • 5)槙 賢志・横張 真・渡辺貴史・雨宮 護(2005):東京都特別区における未利用地活用型オープンスペースの空間的特徴と周辺環境との関係:ランドスケープ研究 68(5),867-870.
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タイトルに関連する用語 (4件):
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