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J-GLOBAL ID：201202230122317970   整理番号：12A1555567

Ru(II)多核錯体を用いるCO₂の光触媒還元の高いターンオーバ頻度およびぎ酸生成の選択性

Photocatalytic CO₂ reduction with high turnover frequency and selectivity of formic acid formation using Ru(II) multinuclear complexes

著者 (5件)： TAMAKI Yusuke (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  MORIMOTO Tatsuki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  KOIKE Kazuhide (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN) ,  ISHITANI Osamu (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  ISHITANI Osamu (Japan Sci. and Technol. Agency, Tokyo, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 39  ページ： 15673-15678  発行年： 2012年09月25日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [Ru(dmb)_n(BL)_3-n]²⁺錯体(dmb=4,4′-ジメチル-2,2′-ビピリジン;BL=1,2-ビス(4′-メチル-[2,2′-ビピリジン]-4-イル)エタン]を光増感単位(A),[Ru(dmb)_m(BL)_2-m(CO)₂]²⁺錯体を触媒単位(B)として一連のA_xB_y超分子錯体を合成した。紫外可視吸収スペクトル,赤外スペクトルによりキャラクタリゼーションを行った。いずれも二酸化炭素を光還元してぎ酸を生成し,(x,y)組成により特性が異なることを見出した。(2,1)触媒は最も反応速度が高く,ターンオーバ頻度11.6/min,ぎ酸量子収量0.061,ターンオーバ数671を示した。触媒単位比を増大させると黒色の重合体が増加した。

シソーラス用語： *ルテニウム錯体 ,  *多核錯体 ,  *二酸化炭素 ,  *光還元 ,  光触媒 ,  ターンオーバー数 ,  選択性 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  赤外スペクトル ,  量子収量 ,  カルボニル錯体 ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： ターンオーバ頻度

分類 (2件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A)

物質索引 (3件)： 4,4′-ジメチル-2,2′-ビピリジン ,  ギ酸 ,  4,4′′-エチレンビス(4′-メチル-2,2′-ビピリジン)

タイトルに関連する用語 (7件)： Ru ,  多核錯体 ,  CO2 ,  光触媒還元 ,  ターンオーバ頻度 ,  ぎ酸 ,  選択性