抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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統計的手法を用いて,ホイール表面全体を評価できる方法を提案した。cBNホイールに対し単石ダイヤモンドドレッサによるツルーイングを施した後,ブロック砥石によるドレッシングを一定時間施したホイール表面を対象とした。触針式粗さ測定器によりホイール周方向の算術平均粗さRa(ホイール粗さ)を測定し,マイクロスコープによるホイール表面観察も行った。等分割した周方向8カ所×軸方向3カ所のホイール粗さを対象とした。ツルーイング後の分布曲線は中央値と標準偏差が小さく,ホイール粗さが狭い範囲に分布しているのに対し,ドレッシング時間が増加するに従い,中央値と標準偏差が増加する傾向が見られた。ホイール表面粗さの離散的分布の分析により,ホイール表面全体の評価が可能で,提案した方法で研削ホイールの表面形態のばらつき度合いを評価できる。