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J-GLOBAL ID：201202231331761418   整理番号：12A0833507

高い異方性を有する挿入化合物K₄Nb₆O₁₇のキラル測定への高度な高精度万能偏光計の応用

An application of the advanced high-accuracy universal polarimeter to the chiroptical measurement of an intercalated compound K₄Nb₆O₁₇ with high anisotropy

著者 (4件)： TANAKA Masahito (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  NAKAMURA Naomichi (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  KOSHIMA Hideko (Ehime Univ., Matsuyama, JPN) ,  ASAHI Toru (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Physics. D. Applied Physics  (Journal of Physics. D. Applied Physics)
巻： 45  号： 17  ページ： 175303,1-8  発行年： 2012年05月02日 
JST資料番号： B0092B  ISSN： 0022-3727  CODEN： JPAPBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 層状無機材料への有機分子の挿入は,挿入によってユニークなマイクロ-またはメソ構造を有する秩序化した先端材料を生み出すため,科学および技術の見地からかなり興味深い課題である。挿入したゲスト種の優先配向および分子構造の評価には線形ニ色性(LD),円形ニ色性(CD),線形複屈折性(LB)および円形複屈折性(CB)のような偏光特性の正確なまた同時測定が必要である。しかし同時測定は非常難しい。本研究では高精度万能偏光計をKobayashiよびその他の研究者が開発したHAUP法の有効性を実証するために改良HAUPシステムの評価とK₄Nb₆O₁₇結晶への挿入した無機-有機混合物,アゾベンゼン誘導体へのその応用を報告する。LBとLDと同様にCBとCDの間にKramaers-Kronig関係を発見した拡張HAUP理論をまとめ,開発したHAPU装置の詳細とその性能の評価を述べる。最期に挿入化合物試料に対するHAPU結果を述べる。これらの結果により,キラル異方性体の分子立体構造を評価するためのHAUPシステムの有効性を実証した。

シソーラス用語： 計測システム ,  *偏光計 ,  *包接化合物 ,  無機材料 ,  有機化合物 ,  *ニオブ酸カリウム ,  化合物 ,  *光学異性
準シソーラス用語： キラル化合物 ,  有機分子

分類 (2件)： 偏光測定と偏光計  (BD07050K) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 異方性 ,  キラル ,  偏光計 ,  応用