抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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昨今,青果物販売の不振などを背景に,多くのJAで営業に関する関心が高まっている。そこで本研究では,先進的JAであるJA富里,JAふくおか八女,JA氷見を取り上げ,これらのJAへのヒアリングを基に,先進的JAの青果物の営業活動の現状を明らかにすることを目的とした。検討の結果,営業活動には下記の3点が重要な要素であることが明らかとなった。1点目は,営業を目的達成の手段として位置付けることである。2点目は,産地内部の資源の量と質を見極め,量販店や外食企業等との組織間関係の強化を行いながら,アイテム特性を考慮した営業体制と営業組織をデザインすることである。3点目は,実需者の情報取得・共有化を図り,「相互作用型」マーケティングを展開することである。