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J-GLOBAL ID：201202234076887045   整理番号：12A0911138

豊後水道における音響津波流速計の実現可能性実験

著者 (7件)： 金子新 (広島大 大学院) ,  張伝正 (広島大 大学院) ,  高橋良輔 (広島大 大学院) ,  林巨 (中国海洋大) ,  郭新宇 (愛媛大 沿岸セ) ,  鄭紅 (エス・イー・エイ) ,  江田憲彰 (水環境モニタリング)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2012  号： 春季  ページ： 8  発行年： 2012年03月13日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年3月11日の東日本大震災で巨大津波が発生し甚大な被害が発生した。さらに,南海地震・東南海地震で巨大津波が再度発生することが心配されている。これまで,津波は海面変動を通して計測されてきたが,最近,津波を流速変動として計測する着想を得た。沿岸音響トモグラフィー装置を使って,豊後水道で音響津波流速計の実現可能性実験を行ったのでその結果を報告する。実現可能性実験は,2011年12月14日に,愛媛県宇和島市津島町の後防波堤と大分県佐伯市上浦町の福泊防波堤の間で実施した。約39kmの音波の送受信に成功し,流速から求めた海水位変動の傾向は,検潮所データと一致したので音響津波流速計は実現可能と結論できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *海峡 ,  *津波 ,  音響測定器 ,  トモグラフィー ,  *流速計 ,  流速測定
準シソーラス用語： 豊後水道

分類 (1件)： 海洋物理学一般  (DC06010K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 豊後水道 ,  音響 ,  津波 ,  流速計 ,  実現可能性 ,  実験