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J-GLOBAL ID：201202234251099403   整理番号：12A1444432

資源・元素戦略と表面技術 刺激応答性ポリマーを用いる金および希土類元素の分離回収システムの開発-g-MOVE法とLa-VEBA法-

著者 (5件)： 五十嵐淑郎 (茨城大 工) ,  斎藤昇太郎 (茨城大 工) ,  加藤健 (茨城大 工) ,  岡野元 (茨城大 工) ,  山口仁志 (物質・材料研究機構)
資料名： 表面技術  (Journal of the Surface Finishing Society of Japan)
巻： 63  号： 10  ページ： 630-632  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： G0441B  ISSN： 0915-1869  CODEN： HYGIEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 資源問題に端を発し,貴金属・レアメタルの産業廃棄物からの回収に大きな関心が集まっている。対象となる金属の高騰により,廃棄物からの回収が自然鉱山からの生産よりも効果的であるとも言われている。このような資源の回収において,分離回収システムが重要な役割を果たす。本稿では著者らが開発した刺激応答性ポリマを用いたシステムについて紹介した。ここで示す刺激応答性は温度およびpHで,前者ではポリ(2-メトキシエチルビニルエーテル),後者ではポリ4-[2-(ビニルオキシ)エトキシ]ベンゾニック酸を用いている。これらの温度・pHの変化に伴うポリマ相分離,刺激応答性ポリマによる各種金属イオンの分離挙動および分離回収システムの構築について記した。

シソーラス用語： *重合体 ,  *相分離 ,  温度 ,  pH【水素イオン指数】 ,  *金属 ,  希土類元素 ,  *回収
準シソーラス用語： *分離回収

分類 (2件)： 分離,回収  (YF02060P) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (14件)：

• 1)五十嵐淑郎, 押手茂克 ; ぶんせき(Bunseki), 9, 702(1997).
• 2)日本化学会編 ; 実験化学講座5, p.10(丸善, 2005).
• 3)高貝慶隆, 五十嵐淑郎 ; M&E,(2), 128(工業調査会, 2002).
• 4)A. Takahashi, Y. Ueki, S. Igarashi ; Anal.Chim.Acta, 387, 71(1999).
• 5)T. Saitoh, Y. Sugiura, K. Asano, M. Hiraide ; React. Funct. Polym., 69, 792(2009).

タイトルに関連する用語 (8件)： 資源 ,  元素戦略 ,  刺激応答性ポリマー ,  金 ,  希土類元素 ,  回収システム ,  開発 ,  La