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J-GLOBAL ID:201202236464058282   整理番号:12A1158665

アンモニウムジニトラミドの熱分解機構および分解速度に関する研究

Thermal decomposition mechanism and decomposition kinetics of ammonium dinitramide
著者 (3件):
資料名:
号: 11-005  ページ: 9-24  発行年: 2012年03月30日 
JST資料番号: G0143B  ISSN: 1349-1113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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新規高エネルギー酸化剤アンモニウムジニトラミド(ADN)の熱安定性について知見を得るため,熱分析および熱分解生成ガス分析を行い,ADNの熱分解機構,熱分解速度,経時変化がADNの熱分解に与える影響について検討した。ADNの熱分解生成ガス分析の結果,ADNの熱分解機構は温度によって異なり,3つのステージを有することが観測された。低温側ではADNの解離により生じたHN(NO2)2の一部が分解することが示された。高温側では低温側とは異なる機構でのHN(NO2)2の分解およびHN(NO2)2の分解生成物の分解が進行することが考えられた。密封セル示差走査熱量測定(SC-DSC)昇温試験および高感度熱量計(TAM)による等温試験より,ADN分解の速度論解析および寿命予測を行った。DSC昇温試験と比較して,TAM等温試験より得られた活性化エネルギーが低く,実貯蔵試料の分解量と近い値をとった。ADNのように温度によって分解機構が変化する物質については昇温試験では正確な寿命予測ができない可能性があることが示された。ADNに経時変化生成物である硝酸アンモニウム(AN)を混合した試料のTG-DTA-MSの結果,ADN単体では観測された低温側での発熱およびガス生成が観測されなかった。ANの解離により生じたHNO3が系の酸強度を低下させることにより,HN(NO2)2の分解が抑制されることが考えられた。(著者抄録)
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