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J-GLOBAL ID:201202236847723328   整理番号:12A0394993

伝統的発酵ヤク乳の乳酸菌の同定と,発酵乳製品におけるそれらの適用の評価

Identification of lactic acid bacteria in traditional fermented yak milk and evaluation of their application in fermented milk products
著者 (10件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 1073-1084  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究において,中国の四川高原西部における伝統的発酵ヤク乳,Xueoから分離された乳酸菌(LAB)の53株が同定されて,発酵乳においてそれらの利用が評価された。全グラム陽性およびカタラーゼ陰性株は,増幅リボソームDNA制限酵素分析を用い87%の類似性のレベルで6グループに分けられた。これらグループは,16SrDNAシークエンス分析およびatpA遺伝子分析を利用し6つの種として同定された。Xueo中の優占的LAB株は,Enterococcus durans,Lactobacillus fermentum,およびLactobacillus paracaseiで,それぞれ分離株の45.3,22.6,および17.0%を占めた。代表的株の大半で発酵された乳汁は,比較的高い粘性,中程度の酸性,良好な官能品質,および生きた乳酸菌の大きな数を示す,高品質であった。E.duransSCA16およびL.fermentumSCA52の発酵乳は,全体的官能品質の最高スコアに達した。ほとんどの株は,9つの腐敗菌のうち少なくとも1つに対して抗微生物活性を示した。乳酸は腐敗菌の成長の主な阻害要因であって,H2O2もまたある程度阻害的であった。酸とH2O2の影響を除いて,SCA52株(L.fermentum)およびSCA7(Lactobacillus plantarum)は,2つの株がバクテリオシン様物質を生産するかもしれないことを示す,いくつかの指標に対し対立的であった,したがって,Xueoと同様な香りとテクスチャーを持つ乳汁を発酵させるため,Xueoから分離された優れた株の開発が期待されている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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乳製品  ,  微生物形態学・分類学  ,  微生物生理一般 
物質索引 (1件):
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