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J-GLOBAL ID：201202237934978169   整理番号：12A1074095

浮遊選別法による希薄有機汚泥の処理に関する基礎的研究-食品廃棄物系有機汚泥の浮選浮上特性について-

著者 (1件)： 日下英史 (京大 大学院エネルギー科学研究科)
資料名： 京都府中小企業技術センター技報  (Reports of Kyoto Prefectural Technology Center for Small and Medium Enterprises)
号： 40  ページ： 109-114  発行年： 2012年 
JST資料番号： Z0252A  ISSN： 1881-4360  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の環境規制の強化に伴い,引いては環境に対する意識の向上により,有機性排水を排出する多くの事業所はその排水のCOD/BOD低減化対策に多大な対価を払ってきているが,効率的かつ効果的な対策がすべての事業所で施せるまでは至っていない。凝集沈殿,固液分離,膜分離,微生物処理等いずれも有機性懸濁物質を含む排水に対して資源とエネルギーの負担を強いるものが多いためである。そこで本研究では,鉱山技術として発展し,省資源・省エネルギー型の固体分離技術である浮遊選別法の経済的優位性に着目し,有機性懸濁物質の迅速な処理方法としての適用可能性を検討した。本研究の結果,捕収剤として各種界面活性剤を用いると,2.44%の有機性懸濁物質を含む有機性擬似排水を20分程度の処理時間で7~8%程度に濃縮できる可能性が示唆された。また,その作用機構について,有機性粒子表面の電位と関与していていることも指摘した。(著者抄録)

シソーラス用語： 排水 ,  有機化合物 ,  懸濁物質 ,  捕収剤 ,  イヌ ,  飼料 ,  シミュレーション ,  スラッジ濃縮 ,  ζ電位 ,  浮上法 ,  浮選剤 ,  産業廃水 ,  *廃水処理 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル ,  食品廃棄物 ,  汚泥濃縮 ,  ドッグフード ,  最適pH ,  廃棄物 ,  液状廃棄物 ,  産業廃棄物
準シソーラス用語： *有機性排水 ,  *有機懸濁物質 ,  *浮選法

分類 (2件)： 廃水処理  (FJ02022Y) ,  浮遊選鉱  (UA07060F)

物質索引 (3件)： ドデシルアミンアセタート ,  ラウリル硫酸ナトリウム ,  オレイン酸ナトリウム

引用文献 (2件)：

• 1) Eishi Kt1SAKA and Atsushi YOKOI:Resources Processing, Vol. 55, No.1, 32-39 (2008)
• 2) Eishi KUSAKA and Atsushi YOKOI:Resources Processing, Vol. 55, No.3, 149-155 (2008)

タイトルに関連する用語 (7件)： 浮遊 ,  選別法 ,  有機汚泥 ,  基礎的研究 ,  食品廃棄物 ,  浮選 ,  浮上