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J-GLOBAL ID:201202238757734552   整理番号:12A0111741

統合質量分析技術によるストレプトゾトシン誘導高血糖性ラットにおけるビス(マルトラート)オキソバナジウム(IV)の吸収,輸送及びインスリン模倣特性

Absorption, transport and insulin-mimetic properties of bis(maltolato)oxovanadium (IV) in streptozotocin-induced hyperglycemic rats by integrated mass spectrometric techniques
著者 (5件):
資料名:
巻: 402  号:ページ: 277-285  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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インスリン促進剤としてのV(IV)錯体の使用は最近の10年で増加している。それらの間で,3-ヒドロキシ-2-メチル-4-ピロン及び2-エチル-3-ヒドロキシ-4-ピロン(それぞれマルトール及びエチルマルトール)はバナジルイオン用配位子として特に適することが証明されている。事実,それらはそれぞれフェーズI及びフェーズIIの臨床試験を通っている。しかしながら,これらの薬物がインスリン模倣特性を発揮する機構は未だ十分に理解されていない。このように,この研究の目的はストレプトゾトシン誘導高血糖性ラットにおけるビス(マルトラート)オキソバナジウム(IV)(BMOV)の吸収,体内分布及びインスリン模倣特性につき統合された絵を描くことである。この目的のため,BMOV低血糖性特性が糖尿病の生物標識である循環グルコース及びグリコヘモグロビンの両方を監視することにより評価された。両方の場合,結果は薬物濃度に依存していた。バナジウム3mg/日の投与量で,糖尿病ラットの血糖を殆ど管理水準まで減少させることが可能であった。BMOV吸収実験を行った結果,腸潅流は凡そ35%のVが腸細胞に吸収されることを示すことが分かった。加えて,血清蛋白質による吸収バナジウム(IV)の輸送を検討した。このために,分離用に高速液体クロマトグラフィー(HPLC)及び検出用に誘導結合血清質量分析,ICP-MS,を用いる種分化の方策を使用している。得られたHPLC-ICP-MSの結果はMALDI-MSデータにより確認され,経口投与されたVはラット血清中のトランスフェリンに独自に結合している証拠を示した。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 
引用文献 (23件):
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