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J-GLOBAL ID:201202238775659444   整理番号:12A0604238

ラットにおいて植物ポリフェノールは出血/蘇生後の肝臓損傷をNF-カッパBによるアポトーシス,酸化ストレス,炎症の阻害により軽減する

Plant polyphenols attenuate hepatic injury after hemorrhage/resuscitation by inhibition of apoptosis, oxidative stress, and inflammation via NF-kappaB in rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 311-321  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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出血/蘇生(H/R)による肝臓損傷において緑茶エキス(GTE)とそのNF-カッパB活性化機能への作用を検討した。24匹の雌性LEWISラット(180-250 g)に標準飼料(ctrl)又は茶ポリフェノールエキス0.1%含有飼料(GTE)をH/Rの5日間実施した。ラットを平均動脈圧30 ± 2 mmHgで60分出血させ,蘇生させた(H/R群とGTE H/R群)。対照群はH/R無しで外科処置のみ行った(偽,ctrl,GTE)。蘇生2時間後に組織を採取した。血漿アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)と乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)はGTE摂取ラットに比べて担体投与ラットで3.5~4倍に増加した。組織学的分析の結果,GTE給餌ラットではH/R後に肝臓壊死とアポトーシスが有意に減少したことが分かった。リアルタイムPCRから,GTEはH/R後にカスパーゼ-8とBax遺伝子発現を減少させ,Bcl-2遺伝子発現を増加させた。H/R後の肝臓酸化ストレス(4-ヒドロキシノネナール),ニトロソ化ストレス(3-ニトロチロシン),全身IL-6濃度,肝臓IL-6mRNAは対照に比べてGTE給餌ラットで著しく低下した。植物ポリフェノールはJNKとNFκBの活性化を両方とも低下させた。まとめるとGTE給餌はH/R後の肝臓損傷,アポトーシス,酸化,及び炎症性変化を弱めた。これらの結果から,H/R後の炎症過程においてJNKとNFκBは重要な役割を果たし,植物ポリフェノールはそれらの活性化阻害に有用であることが分かった。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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アルカロイドし好飲料  ,  肝臓 

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