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J-GLOBAL ID：201202239832746614   整理番号：12A0883534

教室環境の質が児童の体調と集中力に与える影響に関する実態調査

A FIELD SURVEY OF CLASSROOM ENVIRONMENTAL QUALITY IN TERMS OF STUDENTS’ PHYSICAL CONDITIONS AND CONCENTRATION

著者 (4件)： 柳井悠希 (慶応大 大学院) ,  伊香賀俊治 (慶応大 理工) ,  川久保俊 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  川久保俊 (日本学術振興会)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 676  ページ： 533-539  発行年： 2012年06月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 児童の健康や学習効果への影響を明示するためには温熱環境,空気質環境,光環境,音環境や空間環境等,さまざまな環境要素の影響を総合的に評価する必要がある。そこで,複数の小学校を対象とし,教室環境や児童の知覚,満足度,および健康や学習効率に関する実態調査を行い,これらの関係性を明示することを目的として研究を進めてきた。本稿では,2010年度までに実施した調査結果に基づき,教室環境の質を総合的に評価可能な「CASBEE学校」を活用し,その評価結果と児童の知覚や満足度との対応関係を検証した。また教室環境の質に対する児童の満足度と健康や学習効果との関連性を把握するための検討を行った。ここで,健康と学習効率の評価は,本来医師による診断や生理量の測定,学力テストの実施等により客観的なデータを得ることが望ましいが,児童を対象とする場合は倫理的な制約が大きく調査が困難とされてきた。そこで本研究では,教室における児童の健康と学習効率に関連する要素のうち,健康診断や測定,テストを伴わずに把握が可能,かつ児童自身の主観評価ではなく,教職員から見た客観的な評価が可能な要素として,児童の体調,集中力に関する調査を行った。

シソーラス用語： *小学校 ,  *屋内環境 ,  児童 ,  自覚症状 ,  ヒューマンパフォーマンス ,  実態調査 ,  環境アセスメント ,  *快適性 ,  顧客満足 ,  *健康管理 ,  *作業能率 ,  木構造 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  連続計測 ,  温熱環境 ,  アンケート ,  気温 ,  室温 ,  夏 ,  冬 ,  相関係数
準シソーラス用語： *集中力 ,  CASBEE学校

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 教室 ,  環境 ,  質 ,  児童 ,  体調 ,  集中力 ,  実態調査