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J-GLOBAL ID:201202240110200224   整理番号:12A0086055

「すざく」観測衛星を用いた低/硬状態のはくちょう座X-1のスペクトル及びタイミング研究

Spectral and Timing Studies of Cyg X-1 in the Low/Hard State with Suzaku
著者 (9件):
資料名:
巻: 63  号: SP3  ページ: S771-S783  発行年: 2011年11月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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「すざく」観測衛星を用いてはくちょう座X-1を2005年から2009年まで25回観測して446ksの全露光時間を達成した。すべての観測において,RXTE衛星搭載全天監視観測の1.5~12.0keV計数率は約3因子だけ変化したが,線源は低/硬状態にあったことが分かった。個々の観測において,10~60keVのHXD-PINスペクトルと60~400keVのHXD-GSOスペクトルは熱Compton化モデル+厚い中性物質による反射でうまく適合することができる。軟X線強度が増加したとき反射立体角は約30%だけ増加するが,Comptonのyパラメータは1.0から0.6まで減少することが分かった。また,10-3~10Hzの周波数領域にわたるタイミング解析も行った。線源が軟X線で更に明るくなったとき,10-3~10-2Hzにわたり積分した部分的硬X線変動は約5因子だけ減少したが,硬X線変動の特性周波数は0.03Hzから0.3Hzまで増加した。60~200keV帯域の信号は一般的に10~60keV帯域の信号より短い時間間隔で変動することが分かった。質量降着率の増加は光学的に厚い円盤をより深く侵入させるが,Compton化高温コロナは収縮されるということを仮定することにより,これらのスペクトル及びタイミング解析の結果は矛盾なく解釈することができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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宇宙線起源  ,  恒星 
引用文献 (54件):
  • Arévalo, P.,& Uttley, P. 2006, MNRAS, 367, 801
  • Boldt, E.,& Leiter, D.1987, ApJ, 322, L1
  • Caballero-Nieves, S. M., et al.2009, ApJ, 701, 1895
  • Di Salvo, T., Done, C., Zycki, P. T., Burderi, L.,& Robba, N. R.2001 ApJ, 547, 1024
  • Done, C., Gierlinski, M.,& Kubota, A.2007, A & AR, 15, 1
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