文献

J-GLOBAL ID：201202240350385752   整理番号：12A0672461

インパルス雑音下のスパースシステム同定に対するHuber損失関数に適用される適応近接準方向-逆方向分割

Adaptive proximal forward-backward splitting applied to Huber loss function for sparse system identification under impulsive noise

著者 (3件)： YAMAMOTO Takayuki (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  YAMAGISHI Masao (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  YAMADA Isao (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 465(CAS2011 107-163)  ページ： 19-23  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,適応近接準方向-逆方向分割(APFBS)の枠組みにおいてインパルス雑音環境におけるHuber損失関数を使用して,ロバストスパース性意識適応フィルタリングアルゴリズムを提案した。このAPFBSは平滑関数と非平滑関数の和である時変費用関数を抑制することを意図した。平滑関数として,出力残渣のHuber損失関数の重み和を採用した。非平滑関数としては重みl₁ノルムを採用した。Huber損失関数の使用はインパルス雑音下の推定をロバスト化し,重みl₁ノルムの使用は推定するためのシステムのスパース性を効果的に利用した。この結果得られたアルゴリズムは次数O(N)(Nはタップ長)という低い計算の複雑さを持つ。スパースシステム同定の数値事例は提案したアルゴリズムがインパルス雑音に対するロバスト性を達成し従来のアルゴリズムを凌駕することを実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *システム同定 ,  *損失関数 ,  *適応フィルタリング ,  インパルス雑音 ,  費用関数 ,  平滑度 ,  重み関数 ,  性質 ,  計算量
準シソーラス用語： スパース性 ,  計算の複雑さ

分類 (1件)： システム同定  (IA02040O)

タイトルに関連する用語 (4件)： インパルス雑音 ,  システム同定 ,  損失関数 ,  適応